353log

主に映画の感想文を書いています

2021年8月に観た映画を振り返る〈感想記事の一覧〉

2021年8月に観た映画を振り返る〈感想記事の一覧〉

8月に観た映画などを振り返ります。公開のタイミングで劇場鑑賞したものを新作、それ以外を旧作としています。リンク先は感想記事、並びは鑑賞順です。先月分はこちら

30本、あれまあ。よく観ましたね。一部感想を書かなかった再鑑賞パターンもあるのは見逃していただきたいですが、それを抜きとしても我ながら無節操なラインナップです。この人の趣味がわからん。

とにかく8月は新作が豊富でした。かなり気合を入れていないとあっという間に乗り遅れてしまうので、必死でした。そして傑作・良作だらけで感想を書くのも大変……。嬉しい悲鳴です。

特に好きだったのは『イン・ザ・ハイツ』『サマーフィルムにのって』『ザ・スーサイド・スクワッド』『鳩の撃退法』『白頭山大噴火』あたりでしょうか。ミュージカル、アクションコメディ、小規模日本映画、大規模日本映画、超大規模韓国映画、なかなかバランス良くばらけてます。

旧作では恥ずかしながらきれいに未見だったヒッチコックをようやく履修し始めたり、唐突に『宮本武蔵』5部作を一気見したり、禁断のトロマ映画に手を出したりしておりました。

また、あまり普段アニメは観ないのですが、月末に美容師さんから猛プッシュされた『オッドタクシー』を観てみたら大ハマり。動物の絵柄でこんなに背筋の凍るアニメはそうそうないのでは……。第1話からばっちり掴まれて、あっという間に完走できること請け合いです。おすすめです。

五輪期間中で大河ドラマの進展はほとんどありませんが、朝ドラ『おかえりモネ』はどんどん凄い作品になってます。被災者のその後、気象や報道のこと、そして身悶えるラブコメ。よくまあこれらの要素がぶつかり合わずに絡まっているものだなと。

それから8月は少しばかり「製作側」にも回ることができた、いまだに現実味のない、そんな月でした。

期間限定のバリアフリー上映用に音声ガイド制作を担当させていただいた『海辺の映画館─キネマの玉手箱』。いつか書こうとは思うのですが、夢のようなことがいろいろありました。

なんといっても、主演の厚木拓郎さんがプライベートでシネマ・チュプキへお越しくださり、プチ舞台挨拶をしていただいたこと。ついでに何故かわたし353も舞台挨拶の場に上げられてしまったこと。

さらには同じ週、「アトロク」ことTBSラジオアフター6ジャンクション」にてわたしのメール(アトロクきっかけで音声ガイド制作に携われるようになったことの報告とお礼)を宇多丸さんに読んでもらえたこと。気持ちがしっかり伝えられたこと。

一気に幸せなことが起こりすぎてこの先の人生まっさかさまなんじゃないかと正直かなり怖いです。9月はなるべく平常心でいきたいと思います。