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主に映画の感想文を書いています

2019年の鑑賞記録

「ジョン・ウィック:パラベラム(2019)」雑感と後出しNY聖地巡り②

「ジョン・ウィック」シリーズ3作目「ジョン・ウィック:パラベラム」。この一週間で前2作を履修し、満を持して劇場で最新作観てまいりました。冒頭のとても親切な「これまでのジョン・ウィック」、今のわたしには不要だった(笑) あらすじ 前回までにいろい…

「ジョン・ウィック:チャプター2(2017)」雑感と後出しNY聖地巡り

「ジョン・ウィック(2014)」続編、その名も「チャプター2」。非常に盛り沢山で楽しい2作目でした。感想長め、どういうわけか聖地巡りまで付いてます。 あらすじ 1作目から数日後。再び穏やかな生活に戻ろうとしていたジョン・ウィックだったが、かつてサン…

「ジョン・ウィック(2014)」雑感

続編を公開してくれると、未見のシリーズものを追う口実になるのでありがたいですね。今回は「ジョン・ウィック」最新作観たさに過去作2本、遅ればせながら観ます。 概要 キアヌ・リーブス演じる主人公ジョン・ウィックは、殺し屋稼業の超有名人。引退して堅…

タランティーノを観よう⑤「ジャッキー・ブラウン」「パルプ・フィクション」

タランティーノを観ようシリーズ、最終回です。 ジャッキー・ブラウン(1997) 「パルプ・フィクション」と「キル・ビル」シリーズの間に挟まる、3本目の作品。主演のパム・グリアさんはわたし存じ上げなかったのですけども、70年代に大活躍されていたスター…

「ウディ・アレンの重罪と軽罪(1989)」雑感

TSUTAYA DISCASを再開したので、配信されていないウディ・アレン作品を何本か借りました。そのうちの一本。これはライムスター宇多丸さんが特に好きなウディ・アレン作品としてたびたび挙げていて、観たかったんですよね。 雑感 裕福な眼科医と、ウディ・ア…

「ロマン・ポランスキー 初めての告白(2011)」雑感

「ローズマリーの赤ちゃん」「戦場のピアニスト」などで知られるロマン・ポランスキー監督の波乱に満ちた半生を、本人の語りで振り返る自伝的なドキュメンタリー作品。 鑑賞のきっかけは言うまでもなく「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」。あ…

「ジョーカー(2019)」雑感

話題作「ジョーカー」観ました。 ちょっと凄すぎる映画だったなと、とてもじゃないけれど感想を言語化できない映画だったなと思いました。 それでも一応の雑感 ホアキン・フェニックスの演技は、もはや「演技」を超越して主人公アーサー/ジョーカーそのもの…

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968)」2時間45分オリジナル版

日本では「ウエスタン」のタイトルで1969年に公開されたセルジオ・レオーネ監督作品。公開から50年が経った今年、当時カットされていた20分を復活させた2時間45分のオリジナル版が、タイトルを「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト」と原題に戻…

タランティーノを観よう④「キル・ビル Vol.1/Vol.2」

かろうじて「パルプ・フィクション」だけは観てるけどあとは「キル・ビル」すら未見だよ、というわたしによるわたしのための「ワンハリ」きっかけなタランティーノ履修コーナー、ようやっと「キル・ビル」へ到達しました。 なぜか全く配信されておらず、かつ…

「アス(2019)」ネタバレ雑感

「ゲット・アウト(2017)」のジョーダン・ピール監督最新作。「ゲット・アウト」がとても面白かったので、今回初めてホラー映画を映画館で観てきました。なお前日の時点で空席率100%、当日はどうにか9人という心細い環境でした。最後列に4人もいたよ。みん…

「アド・アストラ(2019)」雑感

もともと予告編の時点では「うわなんかつまんなそう」と思っていて。 ただ、試写の感想で「思ってたのと全然違う」「例えるなら『2001年宇宙の旅』的な」みたいなのを見かけたことで、そんなら観てみようかなと。ちょうど「ワンス・アポン・ア・タイム・イン…

「遊星からの物体X('82)」と前日譚「遊星からの物体X ファーストコンタクト('11)」

「ヘイトフル・エイト(2015)」でタランティーノ監督が大いに意識したという映画「遊星からの物体X」を観ました。 「遊星からの物体X」、その名前は聞いたことがあっても、正直あまり観たいと思えるタイトルではないというか。サイレント映画の名作かな?く…

「否定と肯定(2016)」雑感

2000年代にもなって「ホロコーストはあったのか」を法廷で審議するという、実際にあった裁判の話。 発端は1993年。ホロコースト学者のデボラ・E・リップシュタットが自著の中でデイヴィッド・アーヴィングというホロコースト否定論者について「嘘つき」と批…

タランティーノを観よう③「ジャンゴ 繋がれざる者」「ヘイトフル・エイト」

クエンティン・タランティーノ監督作品を履修しよう企画第三弾。今回は西部劇シリーズの2作です。西部劇って「観たら面白い」のは分かってるんですけどあまり食指が動かないジャンルだったりしまして、この2作は重い腰を上げるのに何晩か要してしまいました…

「大脱走 英雄〈ビッグX〉の生涯」「ハイドリヒを撃て!」本と映画の雑感

先日「大脱走(1963)」を観たあとに読んでいた伝記本。といってもスティーブ・マックイーンの役ではなく、本書で描かれている人物はこちらです。劇中での名はロジャー・バートレットですが、モデルとなった人物の名はロジャー・ブッシェルといいます。ロジ…

タランティーノを観よう②「デス・プルーフ in グラインドハウス」“ワンハリ”との共通点について

二本立てで書いていくつもりだったタランティーノ鑑賞記、またどえらく面白いやつに出会ってしまったため単品で書きます。こりゃわたし、タランティーノ合うな…。 デス・プルーフ in グラインドハウス(2007) デス・プルーフ in グラインドハウス (字幕版)…

タランティーノを観よう①「レザボア・ドッグス」「イングロリアス・バスターズ」

ご紹介、ではないです。初見です。 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の記事から言っているとおり、「パルプ・フィクション」しか観たことないよ状態で「ワンハリ」に臨んだわたくしでございます。この機会にクエンティン・タランティーノ監…

“ワンハリ”きっかけの「大脱走(1963)」雑感

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」劇中で洒落っ気たっぷりに登場した1963年の映画「大脱走」。隣の人が「クフッ」と吹き出していたのが未見のわたしには羨ましくて、というか悔しくて、履修してからおかわりするんだ…と急いで観ました。 契…

“ワンハリ”劇中に登場する映画「サイレンサー第4弾/破壊部隊(1968)」雑感

先日書いた「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の記事、Twitterで多くの反響をいただき嬉しい限りです。いつもあんな濃度の高い記事を書いているわけじゃないんだけど……とややプレッシャーではありますが、お気楽な映画でさらっと流すことにい…

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」鑑賞にあたって予習した記録とネタバレ雑感

待ちわびていたクエンティン・タランティーノ監督最新作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」、公開日に立川極音レイトショーで観てまいりました。 といってもタランティーノ作品は「パルプ・フィクション」しか観たことがないわたし。何が楽し…

「ロケットマン(2019)」雑感

すごく良かったです。エルトン・ジョンのことは何も知らず、歯医者で毎週聞かされてたジャズアレンジの「Your Song」くらいしか頭にはパッと思い浮かばず、ライオンキングの曲がエルトン・ジョンだったのもつい数週間前に知ったばかり、そんな程度のわたしで…

「ワイルド・スピード ICE BREAK(2017)」雑感

ワイスピマラソン、ゴールです。やったね! 現時点でのスピンオフを除く最新作で、ブライアン役ポール・ウォーカーが亡くなってから最初の作品となります。監督は前作のジェームズ・ワンから代わり、ジェイソン・ステイサムが出てる「ミニミニ大作戦」などの…

「ワイルド・スピード SKY MISSION(2015)」雑感

ワイスピシリーズ7作目! 監督がジェームズ・ワンになってる! 「MEGA MAX」以降ばっちり脂乗ってる状態なので存分に楽しませていただき、そして涙しました。そっか…。 ホブス&ショウ! 「ホブス&ショウ」は「スーパーコンボ」の原題ですが、やっとここま…

「ワイルド・スピード MEGA MAX/EURO MISSION/X3 TOKYO DRIFT」雑感

「スーパーコンボ」から入った超ビギナーによるワイスピマラソン、順調に見進めております。っていうかハマっております。3作目までの雑感はこちら。 なお公開順の3作目に当たる「X3 TOKYO DRIFT」は時系列順に移動させてます。 ワイルド・スピード MEGA MAX…

「ローマの休日(1953)」雑感

オードリー・ヘプバーンの代表的な作品は結構観てるほうだと思うんですが、「ローマの休日」は昔テレビで見たかな〜程度の、実質未見。今回「午前十時の映画祭」に取り上げられていたので、この機会に!ようやくしっかり拝見いたしました。 めっちゃ可愛い …

「クローバーフィールド/HAKAISHA(2008)」雑感

0時までには寝るというマイルールがございまして、あと90分くらい余ってるぞとなった時に選んだ一本。流行った印象がありますが初見です。 概要 ニューヨークで発生した未曾有の災害。国防総省保管の「一般人が撮影した災害発生時のビデオ」を85分間見せられ…

「ワイルド・スピード/X2/MAX(2001〜2009)」雑感

先日初めての「ワイルド・スピード」シリーズとして「スーパーコンボ」を観まして、「単品で楽しめすぎちゃって、シリーズ遡る気が全く出てこない想定外の事態」なんて言いつつもお盆で時間があったので結局第1作目から観ているところです。 なおどれくらい…

超実写版「ライオン・キング(2019)」雑感

1994年のアニメ版「ライオン・キング」をフルCGでリメイクした作品。監督は「アイアンマン」シリーズの(ハッピー役でも継続出演中の)ジョン・ファヴロー。ちょっとしたサプライズ部分のネタバレがあります。 超実写版、観てきました。そう、フルCGなのに、…

「ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019)」むしろゲームオブスローンズのネタバレに気をつけてください、な雑感

夏だし楽しいものが観たいなあっていうのと、「ゲーム・オブ・スローンズ」ネタがすごいらしいぞという二つの動機で鑑賞。ちなみにわたくし、「ワイルド・スピード」シリーズ全く観たことない状態で行きました。いや普段だったらね、真面目なオタクなので全…

「マリリン・モンロー 瞳の中の秘密(2012)」ほか雑感

昨日8月5日が命日だったということもあり、引き続きマリリン・モンロー関係の備忘録。前回の記事(下記リンク)で書ききれなかった本の話と、もう一本観た映画の話です。 まずはこちらの本から。 マリリン・モンローという生き方 劣等感を持つ女は美しい(山…