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主に映画の感想文を書いています/【ご注意】GOTs8ネタバレあります

映画

劇場版 響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜(2019)

アニメ「響け!ユーフォニアム」シリーズの劇場版作品。テレビシリーズの総集編的な劇場版は過去2作公開されていますが、オリジナルの劇場版作品で「響け!」を冠したものは本作が初めてです。 というのは、一見無関係そうな作品「リズと青い鳥」が昨年公開…

JAWS/ジョーズ(1975)

「午前十時の映画祭10-FINAL」にて鑑賞。オープニング作品「未知との遭遇」に続いてのスピルバーグ特集で、本作と「E.T.」が現在上映されています。 サメ映画には縁遠かったわたし。この「ジョーズ」、恥ずかしながら全くの未見なのでした。こんな機会でもな…

未知との遭遇《ファイナル・カット版》(1977)

言わずと知れたスティーヴン・スピルバーグ監督の作品。いや、タイトルこそ有名ですがじつは意外と「観てない」って人も多いのでは。わたしが初めて観たのは2年前でした。 そんな本作、今シーズンで終了することが発表されている「午前十時の映画祭10 FINAL…

移動都市/モータル・エンジン(2018)

この予告編を観てときめいちゃった人は絶対観たほうがいいやつです。期待したものは確実に供給されます。 ときめいちゃった勢として、行きたいなーと思いつつなかなか行けてなかったんですが滑り込みで行けました。映画館で「移動都市、入場開始いたします」…

サウルの息子(2015)

ホロコーストを題材にした作品。先日「帰ってきたヒトラー('15)」を観たあたりからウォッチリスト入りさせていたやつです。 舞台は第二次世界大戦中のアウシュビッツ強制"絶滅"収容所。日々多くのユダヤ人たちが不当に処刑されるこの場所で、その処刑作業…

狼たちの午後(1975)

アル・パチーノ主演、「十二人の怒れる男('57)」「オリエント急行殺人事件('74)」などのシドニー・ルメット監督作品。「午前十時の映画祭9」の今年度ラスト作品に選出され、2019年3月現在、劇場公開中です。この一年とってもお世話になった「午前十時〜…

チャイルド・プレイ(1988)

88分の傑作ホラー映画シリーズその②。その①はこちら「ドント・ブリーズ」。 ほんの偶然だったんですけど、なんとなく続けて観た2本がどちらもホラーで、かつ88分だったんです。そしてどちらも傑作!という。88分のホラー映画には何かいいものが憑いてるんじ…

ドント・ブリーズ(2016)

88分の傑作ホラー映画シリーズその①。少し前の話題作「ドント・ブリーズ」、ふと思い立って観ました。*1 ホラーは得意じゃないんですが、当時やたら「面白い」という感想を目にしたので、面白いんだったら知らずにいるのは悔しいなぁ、と鑑賞です。 あらすじ…

ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2018)

これ、すごい覚えてるんですよね。というのも、観れなかったことを。ちょうど一年前の今頃、確かテレビで斎藤工がおすすめしてて、無性にビビッときたからこれは観なくちゃと思っていたのに「レッド・スパロー」あたりにかまけていたら結局観そびれてしまっ…

ブエノスアイレス恋愛事情(2011)

「さんごくん(と呼ばれがち、わたくし353のことである)こういう映画好きじゃない?」とおすすめされて、そんならばと早速観てみた作品。ブエノスアイレス生まれの監督が作ったアルゼンチン&スペイン&ドイツ合作映画、とのこと。 公式サイトによれば、原…

ザ・シークレットマン(2017)

先日鑑賞した「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017)」。これは「大統領の陰謀(1976)」の前日譚にあたる物語でした。今回の「ザ・シークレットマン」は、同じく「大統領の陰謀」の「裏側」にあたる物語です。 ニクソン大統領を辞任に追い込んだ197…

キャプテン・マーベル(2019)

MCU=マーベル・シネマティック・ユニヴァースの21作目。前作は「アントマン&ワスプ」、そして次作はついに「アベンジャーズ/エンドゲーム」ですよ。どんなテイストであろうと、エンドロール後まで緊張の走る21作目です。 あらすじ 1995年。のちにシールド…

スパイダーマン:スパイダーバース(2018)

めちゃくちゃスタイリッシュで楽しかった。 アニメーションで製作された「スパイダーマン」関連作だけれど、スピンオフなどではなく普通に単品のエンタメ超大作。 スパイダーマンに限らずアメコミの世界では「マルチバース」という考え方があるらしく、要は…

隣人は静かに笑う(1999)

PrimeVideoのウォッチリストに入ってるけれどなんで入れたんだったかな〜と思い出せずにいましたが、どうやら「悪い種子(1956)」を観たときに入れたっぽいです。関連性、それはずばり「後味の悪い映画」。 悪い種子 [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホー…

帰ってきたヒトラー(2015)

ドイツでベストセラーになった風刺小説を、同じくドイツで映画化した作品。 なぜか2014年のベルリンで目を覚ましたアドルフ・ヒトラーが、現代に順応しつつ再び地位を得ていくという、ものすごいセンシティブな風刺コメディ…です。 正直、ヒトラーのこと全然…

MAMA(2013)

「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017)」のアンディ・ムスキエティ監督作品。…だったというのは観終わってから知りましたが。製作総指揮はみんな大好きギレルモ・デル・トロ! 出演しているのはジェシカ・チャスティン、それから「ゲーム・オブ・…

運び屋(2018)

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズを繰り返し見せられて育ったので、クリント・イーストウッドという名前はかなり幼い頃から認識していました。ただし「昔の西部劇の人」としてですけど。 とんでもないことを言うと、イーストウッドがまだ生きてい…

三度目の「カメラを止めるな!」

去年いちばん「アンテナ張っててよかった」と思った作品「カメラを止めるな!」。 まだ都内数館での上映だった7月中旬に、満席御礼&立ち見座り見な渋谷のミニシアターで衝撃の初鑑賞。そこからあれよあれよと展開が広がり、一ヶ月後には最寄りの過疎気味なT…

隣の女(1981)

はい、トリュフォーです。じつは一度も観たことのなかったトリュフォーです。てっきり何作か観てると思っていたのですが。厳密にいうと「未知との遭遇(1977)」に役者として出演しているトリュフォーは見たことがありました。 というわけでフランス映画を代…

ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男(2017)

これまたおもしろい、とてもよい映画でした…。ただでさえいつもとっ散らかっている感想文、今回はさらに散らかりそうな予感がしております。なにせ話題がいくらでも広げられる映画でありまして。 とりあえずどういうお話かというと、1940年代にイギリスの首…

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017)

「大統領の陰謀」という1976年の映画があります。1972年に発生したウォーターゲート事件についていち早く調査・報道したワシントン・ポスト紙と記者たちのお話です。 この映画が公開されてから40年、スピルバーグ監督が「レディ・プレイヤー1」を作りながら…

ビール・ストリートの恋人たち(2018)

最寄り映画館でやってない系を一気に観ちゃおう、と思い立った日曜日。「女王陛下のお気に入り」とこれをハシゴしました。立川シネマ・ワンの6階2シアターを制覇。最近よく行ってます。 本作は、一昨年のアカデミー賞作品賞などに輝いた「ムーンライト(2016…

女王陛下のお気に入り(2018)

エマ・ストーンの新作はパッと見「ベルばら」みたいな世界観のお話、あんまり興味のないジャンルだなとは思ったものの、FOXサーチライトは当たりが多いのでやっぱり観ておこうと行ってきました。近場ではやっておらず立川シネマシティへ。ここんとこ週一で通…

グリーンブック(2018)

去年の3月1日、さほど期待もせずレイトショーで観た「シェイプ・オブ・ウォーター」にノックアウトされてから丸一年。きっと今年もこの日にはいい作品と出会えるだろう、と思って選んだのは公開初日の「グリーンブック」。奇しくも「シェイプ〜」と同じくア…

いつだってやめられる 闘う名誉教授たち(2017)

職にあぶれた優秀な研究者たちが合法ドラッグ製造販売に手を出しちゃったところから始まるドタバタなイタリアン・コメディ「いつだってやめられる」3部作の完結編です。先日観た「いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち」の続編になります。 3部作とい…

いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち(2017)

職にあぶれた優秀な研究者たちが合法ドラッグ製造販売に手を出しちゃうイタリアン・コメディ「いつだってやめられる」3部作の2作目です。先日観た「いつだってやめられる 7人の危ない教授たち」の続編になります。 同時期に作られた3部作なのかなと思ってい…

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ <ディレクターズ・カット>(1984)

「午前十時の映画祭9」で楽しみにしていた作品のひとつです。この作品自体は昨年9月に初めて観て(参考:感想記事)、4時間近い長尺かつ淡々とした作風でありながら飽きさせない稀有な魅力、あまりに美しいエンニオ・モリコーネの音楽など、大いに魅了されま…

アリータ:バトル・エンジェル(2019)

一年ぐらい前からずっと予告編で見続けていた気のする作品。ついに公開されるのか〜ということで公開日に観てきました。でもじつは一年前どころの話ではなくて、これジェームズ・キャメロン監督の作品ですが、なんと「アバター(2009)」より前から企画され…

いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014)

何かで見かけて気になったイタリア映画。3部作のようですがとりあえず1作目だけ借りてみました。 世知辛い世の中。知能は高いのに食いっぱぐれてお先真っ暗な「元教授」たちがいっちょ団結し、合法ドラッグの製造販売を始めるというお話。「ブレイキング・バ…

アクアマン(2018)

公開日のお昼くらいまで観るつもりのなかった「アクアマン」、なんでか公開日に観てきました。予備知識ゼロで行ったようなもんですが、めちゃくちゃ楽しかった…。 一言であらわすなら、いい意味で節操のない映画っていうか。よくこんなトンデモ映画作ろうと…