2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧
松竹ブロードウェイシネマで「42ndストリート」を観てきました。松竹ブロードウェイシネマとは、特別に撮影・編集された本場ブロードウェイなどのミュージカル公演を映画館で(字幕付きで!)観れる企画。だいたいライブビューイングのようなものです。 「42…
直近に観た「人生万歳!」と*1、ヒット作「ミッドナイト・イン・パリ」との間にあるウディ・アレン作品。どちらも後味がよく着地の明るい映画で油断していたところに、安定の「うわぁ…」を挟んでくるウディ・アレン、さすがです。そう、だいぶ後味の悪い映画…
溜まってきたので一気に書きます。「続・荒野の用心棒(1966/イタリア)」「トリコロール/青の愛(1993/フランス)」「空気人形(2009/日本)」の3本です。ひどい詰め合わせ(笑)
現在公開中「蜜蜂と遠雷」の石川慶監督作品。本作とにかく非常におもしろい映画だったため未見の方にも猛プッシュしたいなというところで、感想ぐわーっと書いてはいますけども「ネタバレなし」を心掛けました。核心には触れていないつもりです。おもしろそ…
世界的に高い評価を受けた、是枝裕和監督の作品。パルムドール受賞を機に日本でも大ヒットとなりました。一方わたしはちょっと、暗そうな邦画となると食指が動かないほうなのでパス。母国語で神経研ぎ澄ませて繊細な映画観るの、すごく体力を使うんですよね……
スタンリー・キューブリック監督の問題作「時計じかけのオレンジ」。初めて観たのは何年か前のことですが、今回「午前十時の映画祭」で取り上げられたので改めて向き合ってきました。 もともと印象は悪くなかった映画です。そのぶん、映画慣れしてきた今あら…
意識的に日本映画を観よう週間、石川慶監督作品「蜜蜂と遠雷」を鑑賞しました。原作は恩田陸さんの同名小説です。あらすじ 国際的なピアノコンクールで顔を合わせた、4人の若手ピアニストたち。7年間のブランクがあるかつての“神童”、海外でピアノを学ぶ超実…
2019年9月29日(日)から30日(月)にかけて、札幌へ行きました。増税直前、「消費税8%で行く札幌旅行」です(笑) 会社都合の休みが入ったことによる突発ノープラン旅。飛行機に乗りたかったのでスカイスキャナーで安いところを探し、航空券とホテルは一週間前に…
是枝裕和監督の最新作、なんとなく気になっていたので観てきました。 日仏合作ということですが、なんたってカトリーヌ・ドヌーヴとジュリエット・ビノシュのダブル主演です。凄すぎませんか。 正直なところ、「日本映画もちゃんと観ないとな…」「手始めに、…
ウディ・アレン監督の40本目となる作品「人生万歳!」。これ、めちゃくちゃ好きなウディ・アレンでした。 いかにもウディ・アレン的な主人公(物理学者・人間嫌い)のもとに、到底ウディ・アレンの世界にはそぐわないような天真爛漫の家出娘が転がり込んでく…
「午前十時の映画祭」にて劇場鑑賞しました。恥ずかしながらタイトルすら知らなかったこの作品ですが、ネタバレ厳禁系の映画なので何も知らないのはむしろラッキーらしいです。 以下、ある程度のネタバレ含みます。 あらすじ 大物ギャングの手下に恩師を殺さ…
「ジョン・ウィック」シリーズ3作目「ジョン・ウィック:パラベラム」。この一週間で前2作を履修し、満を持して劇場で最新作観てまいりました。冒頭のとても親切な「これまでのジョン・ウィック」、今のわたしには不要だった(笑) あらすじ 前回までにいろい…
「セブン」「ファイト・クラブ」などのデヴィッド・フィンチャー監督が製作総指揮をつとめるNetflixオリジナルのドラマシリーズ2作についての記事。いずれもNetflixで現在配信中。核心に触れるネタバレは書いていないつもりです。
「ジョン・ウィック(2014)」続編、その名も「チャプター2」。非常に盛り沢山で楽しい2作目でした。感想長め、どういうわけか聖地巡りまで付いてます。 あらすじ 1作目から数日後。再び穏やかな生活に戻ろうとしていたジョン・ウィックだったが、かつてサン…
続編を公開してくれると、未見のシリーズものを追う口実になるのでありがたいですね。今回は「ジョン・ウィック」最新作観たさに過去作2本、遅ればせながら観ます。 概要 キアヌ・リーブス演じる主人公ジョン・ウィックは、殺し屋稼業の超有名人。引退して堅…
タランティーノを観ようシリーズ、最終回です。 ジャッキー・ブラウン(1997) 「パルプ・フィクション」と「キル・ビル」シリーズの間に挟まる、3本目の作品。主演のパム・グリアさんはわたし存じ上げなかったのですけども、70年代に大活躍されていたスター…
TSUTAYA DISCASを再開したので、配信されていないウディ・アレン作品を何本か借りました。そのうちの一本。これはライムスター宇多丸さんが特に好きなウディ・アレン作品としてたびたび挙げていて、観たかったんですよね。 雑感 裕福な眼科医と、ウディ・ア…
「ローズマリーの赤ちゃん」「戦場のピアニスト」などで知られるロマン・ポランスキー監督の波乱に満ちた半生を、本人の語りで振り返る自伝的なドキュメンタリー作品。 鑑賞のきっかけは言うまでもなく「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」。あ…
話題作「ジョーカー」観ました。 ちょっと凄すぎる映画だったなと、とてもじゃないけれど感想を言語化できない映画だったなと思いました。 それでも一応の雑感 ホアキン・フェニックスの演技は、もはや「演技」を超越して主人公アーサー/ジョーカーそのもの…
日本では「ウエスタン」のタイトルで1969年に公開されたセルジオ・レオーネ監督作品。公開から50年が経った今年、当時カットされていた20分を復活させた2時間45分のオリジナル版が、タイトルを「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト」と原題に戻…