2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧
何者でもない「わたし」の音楽遍歴をたどる暇つぶし自叙伝、第4章です。第3章はこちら。 吹奏楽部に入りドラムなど打楽器を嗜むようになった話と、それにまつわるちょっとビターな思い出の話。章題は詐欺です。 吹奏楽部に入った 小学校時代のわたしは、もち…
ポン・ジュノ監督の『Okja/オクジャ』を観ました。所謂「Netflix映画」ですがこの頃はまだマイノリティだったらしく、映画賞の受賞に際して物議をかもしたのだそうです。どのインタビューを読んでもその話ばかり振られていました。時代の流れは速いですね。 …
何者でもない「わたし」の音楽遍歴をたどる暇つぶし自叙伝、第3章です。第2章はこちら。 引き続き父から受けた影響の話と、初めて買ってもらったギターの話。 PUFFYと森高 はじめに一応クラシックマニアと紹介したものの、父の趣味はよく分からない。あると…
4/23からNetflixにて全世界同時配信となった『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン1を観ました。2002年から2006年にかけて2シーズン+OVAとして放送されたアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)』シリーズの続編にあたる作品です。 巷の評判は見ていま…
何者でもない「わたし」の音楽遍歴をたどる暇つぶし自叙伝、第2章です。第1章はこちら。 今回は初めて買ってもらったCDと、わたしを“めばえ”させたバンド「カシオペア」のお話。 春よ、来い はっきりした記憶はないが、おそらくは1995年頃、初めて自分用にCD…
さも映画好きのようにふるまっている当ブログでのわたしですが、元々は音楽しか趣味がないような人でした。何か新しい趣味を作ろうと思って映画を観始めたのがここ数年のこと。 読み物っぽい文章を書きたい欲が高まっているので、いっちょ自叙伝風に音楽遍歴…
途中になっていたポン・ジュノ履修を再開しようということで、前回のオムニバス『TOKYO!(2008)』に引き続いてこちらは有名タイトルの『母なる証明』を観ました。息子があらぬ殺人容疑をかけられてしまった母親の物語。 『パラサイト 半地下の家族(2019)…
ミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックス、ポン・ジュノの3名が東京をテーマに制作したオムニバス映画『TOKYO!』を観ました。ポン・ジュノ作品で助監督をつとめた片山慎三監督の『岬の兄妹(2018)』を先日観て、途中で止まっていたポン・ジュノ作品履修を…
昨年、ライムスター宇多丸さんの周辺を大いに賑わせていた映画『岬の兄妹』。ポン・ジュノ監督の作品などで助監督をつとめていた片山慎三さんという監督の長編デビュー作で、宇多丸さんのシネマランキング2019ではTOP10内にランクイン。そのほかの機会にも度…
先週のムービーウォッチメンが『ホテル・ムンバイ』だったので観ました。ライムスター宇多丸さんが劇場公開中の作品を評する人気コーナーですが、こんな状況のため先週の回からは取りこぼしの過去作品や配信限定作品を取り上げています。わたしも本作は取り…
宮部みゆきの同名小説を原作とした大林宣彦監督の映画『理由』を観ました。主役はおらず、じつに100名以上ものキャストが絡み合って展開する群像劇ミステリー。160分の長尺に複雑な物語でとっつきづらい作品ながら、好きでした。 あまり「そ、そうだったのか…
先日『叫びとささやき(1973)』を観てから、あと何本かベルイマン観ておこうと思って(幸い尺は短めのものが多いので)隙間時間に観ていたのですが、どうにも寝てしまう…。こりゃ、向いてない。スクリーンで集中して向き合えばまた別なんでしょうけどね。そ…
大林宣彦監督の訃報を受け、遅ればせながらの履修中です。「尾道三部作」と呼ばれる3作品から、『転校生(1982)*1』『時をかける少女(1983)』に次ぐ3作目『さびしんぼう』を観ました。 変な映画、みたいな感想を多く見かけたので(それを言ったら多分どれ…
クエンティン・タランティーノがロバート・ロドリゲスなど3名の監督に声をかけ制作した4本立てのオムニバス映画『フォー・ルームス』を観ました。ちょっと過剰摂取しすぎかしら…(直近の鑑賞作品:プラネット・テラー in グラインドハウス/フロム・ダスク・…
ロバート・ロドリゲスとクエンティン・タランティーノによるオムニバス作品『グラインドハウス』のロドリゲスside『プラネット・テラー in グラインドハウス』を観ました。きっかけはもちろん『フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996)』で熱が上がったから…
こちらの記事(コメント欄)で教えていただいてから半年ほど経ってしまいましたが、監督ロバート・ロドリゲス、脚本クエンティン・タランティーノの映画『フロム・ダスク・ティル・ドーン』をようやく観ました。めちゃくちゃ楽しかった〜〜。遅ればせながら…
『HOUSE/ハウス(1977)』に引き続き、訃報を受けての大林宣彦作品履修をしています。今回は超有名タイトル『時をかける少女』。「尾道三部作」と呼ばれる三作品の二作目ということで、本当は一作目の『転校生』から観たかったのですがどこも配信がない…。…
大林宣彦監督が亡くなられたという報を受けて、まだ一本も観たことのなかった大林作品を観てみることにしました。極端に妙ちきりんっぽい映画から観たほうがいいだろうと思い、一作目の『HOUSE/ハウス』から。 あらすじ 夏休みを軽井沢で過ごす予定が飛んで…
ドイツ製Netflixドラマ『DARK/ダーク』、現時点での最新であるシーズン2まで観終わりました。1エピソード観ては「ふう………」となる、『ゲーム・オブ・スローンズ』最終章ぐらいの感じでした。や〜疲れた。面白かったけど疲れた。 3つの時代で済んでたシーズ…
コロナのおかげで眠っていた趣味が復活してきているこの頃です。先日は9年ぶりに「弾いてみた動画」をやりましたが、この週末はアレンジとオケ制作からチャレンジ。お題はまたしてもユーミン「春よ、来い」。 なぜこの曲かというと、じつは子供の頃、初めて…
Netflixで配信されているドイツ製のドラマ『DARK/ダーク』のシーズン1を観ました。シーズン2(2020年4月現在最新)をまだ観終わっていないためネタバレ雑感はまた後日ということにして、ここではシーズン1時点での感想やらなんやらをネタバレなしで書いてい…
絶好の読書日和がまだまだ続きそうですね(皮肉)。最近読んだ本「古関裕而の昭和史」「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」2冊のご紹介です。 古関裕而の昭和史 国民を背負った作曲家(辻田真佐憲) 古関裕而(こせきゆうじ)は、現在放送中のNHK…
ウディ・アレン監督の映画『インテリア』を観ました。U-NEXTの作品ページには「W・アレンが敬愛するイングマール・ベルイマンにオマージュを捧げ、その世界観を再現。」とあります。そんなわけで、初ベルイマンをキメた直後に観てみたのでした。 本作は代表…
ベルイマンを初めて観ました。ウディ・アレンの映画にしょっちゅう名前が出てくるイングマール・ベルイマン。多くの映画人に影響を与えた偉大な監督のようですが、『ミッドサマー(2019)』のアリ・アスター監督もスタッフに本作を見せてから撮影に入ったと…
アリ・アスター監督の『ミッドサマー(2019)』を語るときによく出てくる映画『ウィッカーマン』。本来は1973年の作品を指すようなんですが、2006年のリメイク版しか観れなかったのでとりあえずそれを。 あらすじ 警官エドワード(ニコラス・ケイジ)のもと…
状況が状況でございますので、まあパンデミック映画の一つも観てみようかという気にもなったりするわけです。そこで手始めに、近頃よくタイトルを聞く2011年の映画『コンテイジョン』を観てみました。初見です。 出演はマット・デイモン、グウィネス・パルト…
外出自粛要請で家にいる時間が増えたため(平日は普通に外で仕事ですが…)、映画よりも海外ドラマを多めに観ているこの頃です。『ノット・オーケー(s1)』『キリング・イヴ(s1)』『ザ・クラウン(s3)』の3作をご紹介。 Netflix『ノット・オーケー』シー…
3月の鑑賞映画を振り返ります。2月分はこちら。 新作 チャーリーズ・エンジェル ジュディ 虹の彼方に 初恋 架空OL日記 Fukushima 50 ジョン・F・ドノヴァンの死と生 ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY 旧作 バック・トゥ・ザ・フューチャー(198…