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主に映画の感想文を書いています

いまさら? いや今こそあらためて—「天気の子」聖地紹介記事を書きました。

いつまでも変わらぬ姿なのが嬉しい、田端駅南口。

春頃まで毎月書かせていただいていた「まっぷるトラベルガイド」さんでの映画関連記事。転職してからしばらく書いていなかったのですが、久しぶりにお仕事いただきました。嬉しい!

今回の記事は、新海誠監督作品『天気の子』の聖地紹介。え、いまさら?? いや今こそあらためて観てみるのもいいと思うんです。

『天気の子』聖地巡礼! 新海誠監督の描く「東京」をご案内 - まっぷるトラベルガイド


『天気の子』ってトータルでは正直いろいろ思うところも多いのですけども、「東京の景色」の記録映画としてはやはり非常に価値があるなと。新宿や池袋の、夜のネオン描写などは本当にすごくて。引っ越して生活圏が近くなったこともあり、公開当時よりも感動させられる部分が多かったです。ちなみに公開当時にはこんな記事を書いていますね。

あと、これは自分の中で何かが変わったんでしょうか。世界なんて元々狂ってるんだから好きなように生きろよ、ってのが、なんか、妙にしっくりくるようになっちゃって。

ほかにも、晴れた後の「なんか涙でるね」がコロナ禍のことを思い出して涙でちゃったり(これこそ公開当時には誰も抱いていない感想)、やっぱラブホのシーン好きだなあとか。思ったよりこの映画、好きかもしれないなあ。好きだなあ、多分。

以前書いた『すずめの戸締まり』の記事もありますので、あわせてお楽しみくださいませ。



それから、こちらも久しぶりに音声ガイドを書かせてもらった『ボクらのホームパーティーという映画が、あさって11月30日(木)まで、『天気の子』ゆかりな田端にある映画館シネマ・チュプキ・タバタにて上映しております。連日19時15分からで、毎日トークイベント付きです。まだお席ありますので、ぜひ。

めちゃめちゃ面白い会話群像劇です。今わたしはこの映画の虜です。音声ガイドは川野邉修一監督に監修していただき、さらにナレーションもご自身の声で吹き込んでいただきました。嗚呼なぜもっと早く告知しなかったのか、と悔やんでおります。何卒、何卒。