ヨルゴス・ランティモス「哀れなるものたち」のはなし。
公開されたばかりのヨルゴス・ランティモス監督の新作『哀れなるものたち』観てきました。ヨルゴス・ランティモスって誰?という方はこちらの記事などをどうぞ。
さて、この感想は言葉にしづらいからさっさと終えたい。とりあえず、Xにpostした感想は
満足度がすごい。そしてまだ無限に観ていたい。あんななのに。あんななのに。
以上。もうね、141分ずっと好きでしたよ。なんなら最初のシーンで「生地が綺麗!」って思ってから最後まで恍惚としてました。序盤こそ「変な映画!」っていう心の叫びが強かったけど、最終的にはただただ「好き!」だったな。こういう映画が好きなのよ。これこそが映画の愉しみよ。溜息!
ヨルゴス・ランティモスにハマってたの5年近く前ということになるみたいですが、あらためてめちゃめちゃ好きだなって確認させられることになりました。アート寄りのとんでもない映画を観たい方は、今マストでこれです。R18+のF行為満載なのでその点のみご留意いただければ。いやまあそれすらも疑問を呈してくるような映画なんですけども。
ま、とにかく、主演エマ・ストーン(本作ではプロデューサーも務めている)のすごさをしみじみと感じる作品でしたね。主演かつプロデュースというところでは『バービー』なんかとも、内容的にも通じるのかな。ぜひ劇場でご堪能くださいませ。公開二日目のTOHOシネマズ池袋は見事に満席でした。ヨルゴス・ランティモスをこんな両隣いる状態で観たの初めてだったよ。
内容に一切触れないまま、感想終わり。いや一応触れとくか。身投げした母親の遺体に残された胎児、その脳を母親の頭に移植し蘇生させ……、観たいか? こんなの。観たくないよな。なので余計な前情報入れずに観てください。ちなみに昨晩寝ながら書いたやつがあまりにも内容なかったので書き直しました。