2020年に読んだ本の備忘録と簡単な紹介です。リンク先は主にAmazon、括弧内は著者のみ表記。今年はもう少しマメに本の感想も書いていけたらと思っていますが、果たして。
映画「マザーレス・ブルックリン」関連本
ニューヨーク都市計画を背景とした映画『マザーレス・ブルックリン(2019)』の理解を深める書籍たち。詳しくはこちらの記事にて紹介しています。
- ジェイコブズ対モーゼス ニューヨーク都市計画を巡る闘い(アンソニー・フリント)
- 評伝ロバート・モーゼス 世界都市ニューヨークの創造主(渡邉泰彦)
- ニューヨーク・ブルックリンの橋(川田忠樹)
- アメリカ建築案内2
- これは直接は関係ない、有名建築の図録。
- これは直接は関係ない、有名建築の図録。
池上彰さんの「そうだったのか!」シリーズ
映画の時代背景などについて調べたいときにお役立ちの、とてもわかりやすいシリーズ。とりあえずどれか一冊、という場合はアメリカ編がおすすめです。
韓国文学
素晴らしい翻訳のおかげですっかり虜になってしまった韓国文学(と称されますが要は韓国の小説)。まずは『フィフティ・ピープル(感想記事)』か『82年生まれ、キム・ジヨン(感想記事)』あたりがおすすめです。
- フィフティ・ピープル(チョン・セラン)
- 保健室のアン・ウニョン先生(チョン・セラン)
- 82年生まれ、キム・ジヨン(チョ・ナムジュ)
- カステラ(パク・ミンギュ)
- 大都会の愛し方(パク・サンヨン)
- 韓国が嫌いで(チャン・ガンミョン)
韓国映画&韓国文化等の関連本
- ユリイカ2020年5月号 特集=韓国映画の最前線
- 韓国映画の入口として大変お世話になった一冊。
- パク・チャヌクのモンタージュ
- パク・チャヌク監督のインタビュー&エッセイ集。
- Pen「特集:平壌、ソウル」
- 1時間でハングルが読めるようになる本
- 確かに小一時間でざっとハングルが読めるようになってしまった。
- 確かに小一時間でざっとハングルが読めるようになってしまった。
大林宣彦監督の関連本
買い集めた大林宣彦関連の書籍・雑誌等。順不同です。
- キネマの玉手箱
- ぼくの映画人生
- 最後の講義 完全版 映画とは“フィロソフィー”
- 大林宣彦の体験的仕事論
- 文藝別冊「大林宣彦」
- 映画秘宝 2020年7月号「大林宣彦映画入門」
- キネマ旬報 2020年4月下旬号「大林宣彦、最強の哲学」
- キネマ旬報 2020年6月上旬号「私たちが愛した大林宣彦監督」
- ユリイカ2020年9月臨時増刊号 総特集◎大林宣彦─1938-2020─
- A MOVIE 大林宣彦、全自作を語る
- 最新の関連本、というか鈍器。あまりの分厚さに、まだ読み終えてはいない。
- 桂千穂のシナリオはイタダキで書け!(桂千穂)
- 午前0時の忘れもの(赤川次郎)
- 映画『あした』の原作小説。
- ふたり(赤川次郎)
- 映画『ふたり』の原作小説。
- 映画『ふたり』の原作小説。
国内外の近現代史ほか
- 古関裕而の昭和史 国民を背負った作曲家(辻田真佐憲)
- 朝ドラ『エール』の副読本として(感想記事)。
- 日本の戦争映画(春日太一)
- 太平洋戦争を描いた日本映画が多数紹介されている。
- 大本営発表 改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争(辻田真佐憲)
- 山本五十六 戦後70年の真実(NHK取材班、渡邊裕鴻)
- 死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発(門田隆将)
- 映画『Fukushima 50(2020)』の原作本(感想記事)。
- エリザベス女王 史上最長・最強のイギリス君主(君塚直隆)
- Netflixドラマ『ザ・クラウン』の副読本として。
- 黒人差別とアメリカ公民権運動─名もなき人々の戦いの記録(ジェームス・M・バーダマン)
- その名を暴け─#MeTooに火をつけたジャーナリストたちの闘い─(ジョディ・カンター 、ミーガン・トゥーイー)
- #MeToo運動の発端「ワインスタイン報道」に尽力した記者たちのノンフィクション。
- #MeToo運動の発端「ワインスタイン報道」に尽力した記者たちのノンフィクション。
エッセイ、小説ほか
- ぼくはホワイトでイエローで、ちょっとブルー(ブレイディみかこ)
- 言わずもがなのベストセラー(感想記事)。
- ワイルドサイドをほっつき歩け──ハマータウンのおっさんたち(ブレイディみかこ)
- ライムスター宇多丸の映画カウンセリング(宇多丸)
- ヨシキ×ホークのファッキン・ムービー・トーク!(高橋ヨシキ、てらさわホーク)
- 字幕屋のホンネ(太田直子)
- 映画字幕翻訳家さんのお仕事エッセイ。
- ボッティチェリ 疫病の時代の寓話(バリー・ユアグロー)
- 2020年春、ロックダウン中のニューヨークで書かれたフィクションの短編集。
- あしながおじさん(ジーン・ウェブスター)
- 舞台『ダディ・ロング・レッグズ』の原作本として。
- コンビニ人間(村田沙耶香)
- 論理的な文章の書き方入門(飯間浩明)
- 論理的な文章が書けなさすぎて頼ってみた、あまり読んでいることを人に言いたくない本。
- 論理的な文章が書けなさすぎて頼ってみた、あまり読んでいることを人に言いたくない本。
コミック
- ウォッチメン(アラン・ムーア)
- ポーの一族(萩尾望都)
- 文庫版全3巻。実家にはあったが、宝塚版の鑑賞を機に自分用として再購入。
- 鬼滅の刃(吾峠呼世晴)
- 全23巻。友人から借り、思い残すことなく2020年中に読了。納得の面白さです。
- 全23巻。友人から借り、思い残すことなく2020年中に読了。納得の面白さです。
なお、ここから「一冊」選べと言われたら『フィフティ・ピープル(チョン・セラン 著/斎藤真理子 訳)』と即答します。
韓国文学の入口として、とてもおすすめです。※ヘッダ画像等、ブログの見た目を一部変更しました(2021.01.03)