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主に映画の感想文を書いています

旅の記録《やや弾丸、札幌旅行記。》

2019年9月29日(日)から30日(月)にかけて、札幌へ行きました。増税直前、「消費税8%で行く札幌旅行」です(笑)

会社都合の休みが入ったことによる突発ノープラン旅。飛行機に乗りたかったのでスカイスキャナーで安いところを探し、航空券とホテルは一週間前に手配。韓国と大阪の次に安かったのが札幌だったので札幌にしたと、それだけの理由。ではサクッと旅行記、いってみましょう。

結果的な旅程

《9/29(日)》

  • 06:30 最寄駅を出発
  • 09:00 成田空港へ到着
  • 09:30 成田の離れ、第3ターミナルへ到着/朝食をとる
  • 10:55 搭乗/フライト
  • 12:45 新千歳空港到着
  • 13:50 札幌駅到着
  • 14:30 さっぽろオータムフェスト最終日を冷やかす
  • 15:00 ホテルチェックイン
  • 16:00 インド料理屋「ミルチ」で食事
  • 17:30 小樽をぶらりと観光
  • 18:00 ビアホールで一杯
  • 20:50 札幌駅へ帰還/ぶらりしながらホテルへ
  • 23:00 明朝のプランを立ててからゆるりと就寝


《9/30(月)》

  • 07:30 起床
  • 08:30 道民の通勤に紛れて行動開始
  • 09:30 聖地「モエレ沼公園」到着、急いで散歩
  • 10:30 公園離脱
  • 11:30 バスの渋滞に巻き込まれ慌てて札幌駅発
  • 12:20 新千歳空港
  • 13:30 こだわりのない昼食
  • 14:20 機材メンテナンスのため搭乗遅れつつ、フライト
  • 16:00 成田空港着
  • 19:30 帰宅

成田空港第3ターミナル

今回は久しぶりにジェットスターを利用。思い返せば、初めてひとりで飛行機に乗ったのは同じくジェットスターの新千歳行きだった。7〜8年くらい前のこと。

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その頃はまだどっかの隅っこから細々と出ていたジェットスターだが、今はLCC専用の第3ターミナルができている。初の第3ターミナル、想像していたよりも仮設プレハブ感がなくて、むしろ全然きれいだった。JFK空港でANAが使ってる第7ターミナルより遥かに栄えている。確かにだいぶ歩くけど、LCC使うような人は歩くのもお手の物だろう。

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かなり久しぶりの、日中窓側フライト。興奮してひたすら写真を撮っていた。それ以外は映画「否定と肯定」の原作本を読んでいた。空の上で読了。(感想加筆しました→「否定と肯定(2016)」映画と原作本の雑感 - 353log

札幌観光箇条書き

  • 空港からの電車、「終点」じゃなくて「終着、札幌」とアナウンスされるのが味わいあってよい。

  • 雪国ならではということなのか地上に自販機がなくて、コーヒー買うのに苦労した。チカホ(=地下歩行空間。冬に大活躍する札幌の巨大な地下道)に降りても意外と自販機少なかった。

  • 意外にも寒くなかった。夜用にウルトラライトダウンを詰めておいたけど、出番はなかった。東京と変わらない気温だったと思う。天気も良くて助かった。この時期で台風に当たらなかったのは幸運。

  • フォロワーさんが毎年通いつめてて興味のあったオータムフェスト、奇しくも最終日に滑り込むことができてラッキー。カニとアワビを食べておいた。

  • ホテルは航空券とセットでお得〜♪なエクスペディアで取った「ロイトン札幌」さん。わたしにしちゃ珍しく普通の立派なホテルで、それもなんとツインルーム。窓からは見事な屋根ビュー。これが安さの理由かな。

  • 狭いビジネスホテルに慣れているので、そこそこ広いお部屋、どっちに寝るかで運命が決まりそうなベッド、なんとなく怖かった。狭いほうがいいや。

  • 微妙な時間に行ったインド料理屋さん「ミルチ」は、坂本真綾バンドメンバー(よくあるカレー部)のみなさんが行っていたお店だったのでセレクト。カレーも美味しかったけど、特筆すべきはナン! これまで食べたなかで確実に一番美味しいナンだった! 小麦粉…?小麦粉が違うの…? おすすめのナンです。

  • このお店、札幌駅からはもちろん、ホテルからも結構遠い。20分以上は歩いたか。時間がなかったので、素直にタクシー使えばよかったと後悔(翌朝は素直にタクシーで駅まで行った)。食後に札幌駅まで移動した際はバスを利用。

  • 札幌はSuicaが普通に使えて助かった。むしろ成田へ帰ってきた直後、スタバでSuica使えませんと言われるオチ。

小樽

限られた時間でちょっとでも観光地っぽいところへ行きたいということで、小樽をセレクト。札幌から小樽がこんなに近いとは知らず、嬉しい誤算。特急列車には乗車券を挟んでおく「チケットホルダー」が各席にあって、みんなそこに挟んでいた。わたしはと言えば財布にしまってしまい、慣れない「切符を拝見」でちょっと焦る。

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小樽運河は小さい頃来たことがあるとは思うのだけど(家族で北海道旅行は結構していた)、大人になってからは初。思ってたよりこじんまりとした運河だった。

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晩飯は小樽のビアホールにて。ちょうどオクトーバーフェスト開催中で、陽気な外人のおじさんバンドが常に演奏していた。「ジンギスカン」でいきなりブチ上がる店内。日本人のDNAに深く刻まれたこのジンギスカンに対する居ても立ってもいられない気持ちは何なのだろう…。

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日曜だというのに20時前くらいで既に閑散とした小樽駅のホーム、カルチャーショック。超有名な観光地とはいえ、地方都市は地方都市なのだなと思わされることがちょいちょいあった。

モエレ沼公園〜帰路

坂本真綾さんのアルバム「かぜよみ」でジャケット写真などの撮影に使われたデザイナーズ公園。ファンの間では聖地のひとつになっている。

かぜよみ

かぜよみ

7〜8年前の旅行時にも訪れているが、久々に再訪。前回は車で連れてきてもらったため位置関係を把握していなかったのだけど、公共交通機関でもそこまで時間をかけずに行けそうなことが分かったので電車とバスの乗り継ぎに挑戦。

前回の訪問時とは逆のゲートから入ったこともあってか、記憶より遥かに広大だと感じた。この日は天気も異様に良かったので、9月末の札幌とは思えないほど汗だくになった。最たる聖地であるところの「モエレ山」を登る頃には、もう足が棒だった。

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帰りのバスでは高校生が大量に乗り込んできて、道路も混んでいるのか進まず、焦る。これ以上焦りたくなかったため、札幌駅タッチアンドゴーで空港へ向かってしまった。もうちょっとゆっくりする時間もあるにはあったのだけど。JRタワーの開放的なトイレも行きそびれた。

ゆっくりするといえば、新千歳空港に映画館があって驚き。温泉があるのは知っていたけれど、まさか映画館まであるとは。3時間くらい余裕持って来て、なかなかレアなこの環境で何か観るのもありだったかな。

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新千歳はとにかく栄えている

帰りの飛行機は、整備不良のため若干ディレイ。包み隠さず「整備不良」と言われるとビビる。でも帰れないのも困るので、「整備不良をしっかりメンテナンスしたやつ」に乗って無事帰った。

いつも使う段になって後悔するのだが、成田は遠い。国際線ならともかく、国内線だとばかばかしくなってくる。フライト時間より長いんだもの。でもきっとまた忘れて、安さに釣られLCCを買ってしまうのだ。

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今回の写真は全てiPhone7にて撮影。

以上、ひたすら歩き回っただけの札幌旅行記でした。かかった費用は航空券とホテルで25,000円ほど。実質の滞在時間は24時間程度とせわしなかったけれど、まあ存分に楽しめたんじゃないでしょうか。満足です。

今年は結構ちびちびと小旅行を重ねていて、サマソニ大阪の旅とか、金沢福井の旅とか、春頃の河口湖旅とか、下書き段階のがいくつも…。気が向くのを待ちます。