2022年2月に観た映画やドラマを振り返ります。公開から3ヶ月くらいまでのタイミングで鑑賞したものを新作、それ以外を旧作としています。リンク先は感想記事、並びは鑑賞順です。先月分の振り返りはこちら。
- 新作映画
- 355(2022)
- パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021)
- ウエスト・サイド・ストーリー(2021)
- 帆花(2021)
- ちょっと思い出しただけ(2022)
- 愛なのに(2022)
- Ribbon(2022)
- 準新作/旧作映画
- ウエスト・サイド物語(1961)
- ジョゼと虎と魚たち(2020)
- 海辺の彼女たち(2021)
- スタンド・バイ・ミー(1986)
11本。2月は映画を観る余裕がなくて寂しい本数となってはいるものの、粒揃いではありました。まずは! 何といってもこれですね(今の今まで存在を忘れていましたが)。
予告編で流れるたびなんか気まずい、という自意識過剰な数ヶ月間を経てついに公開となった、他人とは思えない作品『355』です。です。353的にこの映画が「微妙…」だと困っちゃうんだけどな〜〜なんて心配しつつ、蓋を開けてみれば思いのほかいい映画・好きな映画で、ほっとしました。
またこちらは正真正銘の超ビッグタイトル、スピルバーグの『ウエスト・サイド・ストーリー』も来ましたね。
うわあいきなりリンカーンセンターだよ、ロバート・モーゼスだよ!!ってんで大興奮してしまい、いざ感想を書き始めるまでに2週間も寝かせてしまう始末。その興奮ポイントはさておいても、流石スピルバーグ格が違うと言わざるを得ない「これぞ映画」な一本でございました。直前に観直しておいた61年版のほうはそういえば何も書かなかったかも。
何も書かなかったといえば、久しぶりに「午前十時の映画祭」へ行った『スタンド・バイ・ミー』。初見か2回目か、覚えてないんですよね。リヴァー・フェニックスがかっこいいなあとか、幼いながらみんなそれぞれの地獄があるんだなあとか、しみじみ観ました。これを感想とする。「観た映画全部書く」の基準をこっそり緩めていこうとしている今日この頃です。
新作日本映画も引き続き良作あふれております。『ちょっと思い出しただけ』『愛なのに』『Ribbon』どれもそれぞれ良かったですけど、いまだに気付くとクリープハイプ『ナイトオンザプラネット』を口ずさんでしまうので『ちょっと思い出しただけ』の浸透力はでかいですね。
配信ドラマはご無沙汰。1月は『ドクター・フー』にのめり込んだりしておりましたが、2月は一旦そのブームも落ち着いたようです。引き続きNHKにて大河ドラマ『鎌倉殿の13人』と朝ドラ『カムカムエヴリバディ』のみを継続視聴しています。『カムカム』はその作品構造も画期的なうえに、現在は時代設定が1990年代ということでカルチャー面での近現代史(ノストラダムスの大予言とか)の描き方もかなりおもしろいです。そして今日はいわゆる神回だった。すごい作品だ……。
そんなとこでしょうかね、以上2月の振り返りでした。3月は反動で観まくる!つもり!