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主に映画の感想文を書いています

2022年2月に観た映画を振り返る〈感想記事の一覧〉

2022年2月に観た映画を振り返る〈感想記事の一覧〉

2022年2月に観た映画やドラマを振り返ります。公開から3ヶ月くらいまでのタイミングで鑑賞したものを新作、それ以外を旧作としています。リンク先は感想記事、並びは鑑賞順です。先月分の振り返りはこちら。



11本。2月は映画を観る余裕がなくて寂しい本数となってはいるものの、粒揃いではありました。まずは! 何といってもこれですね(今の今まで存在を忘れていましたが)。

予告編で流れるたびなんか気まずい、という自意識過剰な数ヶ月間を経てついに公開となった、他人とは思えない作品『355』です。です。353的にこの映画が「微妙…」だと困っちゃうんだけどな〜〜なんて心配しつつ、蓋を開けてみれば思いのほかいい映画・好きな映画で、ほっとしました。

またこちらは正真正銘の超ビッグタイトル、スピルバーグ『ウエスト・サイド・ストーリー』も来ましたね。

うわあいきなりリンカーンセンターだよ、ロバート・モーゼスだよ!!ってんで大興奮してしまい、いざ感想を書き始めるまでに2週間も寝かせてしまう始末。その興奮ポイントはさておいても、流石スピルバーグ格が違うと言わざるを得ない「これぞ映画」な一本でございました。直前に観直しておいた61年版のほうはそういえば何も書かなかったかも。

何も書かなかったといえば、久しぶりに「午前十時の映画祭」へ行ったスタンド・バイ・ミー。初見か2回目か、覚えてないんですよね。リヴァー・フェニックスがかっこいいなあとか、幼いながらみんなそれぞれの地獄があるんだなあとか、しみじみ観ました。これを感想とする。「観た映画全部書く」の基準をこっそり緩めていこうとしている今日この頃です。

新作日本映画も引き続き良作あふれております。『ちょっと思い出しただけ』『愛なのに』『Ribbonどれもそれぞれ良かったですけど、いまだに気付くとクリープハイプ『ナイトオンザプラネット』を口ずさんでしまうので『ちょっと思い出しただけ』の浸透力はでかいですね。

配信ドラマはご無沙汰。1月は『ドクター・フー』にのめり込んだりしておりましたが、2月は一旦そのブームも落ち着いたようです。引き続きNHKにて大河ドラマ『鎌倉殿の13人』と朝ドラ『カムカムエヴリバディ』のみを継続視聴しています。『カムカム』はその作品構造も画期的なうえに、現在は時代設定が1990年代ということでカルチャー面での近現代史ノストラダムスの大予言とか)の描き方もかなりおもしろいです。そして今日はいわゆる神回だった。すごい作品だ……。

そんなとこでしょうかね、以上2月の振り返りでした。3月は反動で観まくる!つもり!