0時までには寝るというマイルールがございまして、あと90分くらい余ってるぞとなった時に選んだ一本。流行った印象がありますが初見です。
概要
ニューヨークで発生した未曾有の災害。国防総省保管の「一般人が撮影した災害発生時のビデオ」を85分間見せられるという作品。コンセプトは「スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015)」などのJ・J・エイブラムスが発案し、製作にも携わった。らしい(よく調べてない)。
酔ったので辛口な雑感
もっと低予算な映画なのかと思い込んでいたので、全っ然ふつーに金かかった映画じゃんとまず驚き。
さて、いつも通りプロジェクターで観ておりましたが、素人撮りの手持ちカメラ設定なため30分で画面酔いして寝ました。序盤20分は何も起こらず画面も落ち着いているので、正確には10分で酔った。んで翌日、iPhoneの小さな画面で続きを観ましたよ。これは大画面で観るもんじゃないな。映画館で観たら地獄だな…。以前の「アリー/スター誕生」しかり、酔うと感想が辛辣になりますご了承ください(笑)
頑張って最後まで観たものの、事が起きてしまって以降は展開に興味が湧かなかったので流し見。カメラ係の非モテ男っぽい奴がな〜んか非常にムカつくのと、モキュメンタリーなのに妙にアメリカ映画的な展開をするとこがなんか生理的に合わなかったです。終わり方(コニーアイランド)は好きでした。さりげなく何か落下してるのも、ああいうの好き。いいね、ってニヤけちゃいます。
ぶっ壊されたニューヨークを堪能できるので、ニューヨークが好きな人ならそういう楽しみ方も。よくまああんな豪快に壊したこと。でもぼんやり見てると、セントラルパーク沿いから始まったはずがいつの間にかマンハッタン南端のほうへ移っていて、ちょっと混乱します。
そういや、「かつてセントラルパークと呼ばれた公園」なんて言い方をされちゃうほど壊滅的で復興できなかったんでしょうか。その一文思いついて言いたかっただけちゃうんかと。掴みはよい。
シン・ゴジラに通じるもの
どう見ても9.11を連想する内容でした。特に書類が空を舞ってるあの感じ。去年現地まで行って映像資料などを見た記憶が新しいこともあり、あれは完全に9.11。
というとポジション的には、3.11ベースの「シン・ゴジラ(2016)」に通じる映画だなと。実際に起きた未曾有の災害をモチーフとした怪獣映画。そもそもゴジラが発案の元になった作品らしいですが、本作を日本的に仕上げると「シン・ゴジラ」になるのかもです。
(2019年80本目)
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