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主に映画の感想文を書いています

NY旅行記【準備編① 思い立ちから予約まで】

f:id:threefivethree:20181121170213j:plain 紫に煙る街、ニューヨークへ行ってきました。初めてのニューヨーク、そして初めての海外ひとり旅です。しばらくは映画ブログから旅ブログに鞍替えし、今回の旅行について細かく記録していきたいと思います。

2019.02.05追記:当初の予定を遥かに超えたボリュームになってしまいましたので目次を作りました。

旅の動機

ひとり旅は大好きです。青春18きっぷでちまちま電車旅をするのも好きだし、飛行機ではLCCで北海道から九州まで行きました。でも海外旅行は10年以上前に家族でオーストラリアに行ったのみ。当時はそこまで旅に興味があったわけでもなく、海外への興味も特になく、全て親まかせで(おそらく費用面でも。覚えてない)行ってきたという感じ。旅好きになってからも海外へ行こうという気持ちになることはありませんでした。

きっかけは、ここ数年でのめり込んだ映画の世界。洋画を観続けるうち、海外への興味、親近感は自然と湧いてきました。ただしパスポートはもう切れている。その一歩を踏み出さないと、国内のように勢いで行くのは難しい。そんなわけで「行ってみたいけど、ねえ」という状況が続いていましたが、行きたいなら行かなきゃ!動け動け!と尻を叩き、まずはパスポート取得へ。6月、動き出しです。

想像以上に手間取ったパスポート取得

6月半ば、パスポート取得に向けた準備を開始。まずは戸籍抄本のゲットからですが、わたし神奈川県在住なのに本籍が山形県にあります。その取り寄せがまずなかなかに大変でした。本籍のある市役所に請求書類を送らなければいけないけれど、手数料を送るための現金書留は平日の郵便局じゃないと買えなくて、わたし平日日中は動けなくて、ううむ早速詰み。結局、親に頼んで買ってもらったのでした。いきなり親の世話になるとは悔しい。

6月末、戸籍請求を送り、7月頭、無事到着。いよいよパスポートですがパスポートセンターの申請手続はこれまた平日日中しかできない…! よってシフト希望を入れられる翌月まで待って、8月頭に平日休みを取りパスポートセンターへ。動き出しから2ヶ月も経った8月半ばにようやく念願のパスポートをゲット。こんな面倒なことは10年に一度くらいしかやりたくないので、もちろん10年用。おめでとう、旅行会社へ行けるぞ。

さてどこへ行くか

この時点ではまだ「勢いで行ける状態」になっただけ。ニューヨークとは決めていません。近くに住んでいるのに滅多に実家へは帰らない親不孝者ことわたしですが、いろいろ手伝ってもらったので実家へ行き、旅行好きな(ここだけDNAを受け継いだ)父と雑談。「まずは香港・台湾あたりで慣らしてから、ニューヨーク頑張ってみようかと思うんですよね」と言ったら、「いや、そこはいきなりニューヨーク行くべきでしょ。慣らしなんて要らんでしょ」と父。あまり親をリスペクトしていないわたしでも、この言葉にはさすがに感謝しています。背中押しをありがとうございました。じゃあ行きます。

翌日、H.I.S.へ行ってニューヨーク6日間を予約。時期は3ヶ月後の11/21〜26。Thanksgiving真っただ中のニューヨーク! そう、「三十四丁目の奇蹟(1947)」です! あの世界へ行くぞ!

ちなみに何故ニューヨークか

洋画好きならそれこそハリウッドへ行ってもよかったわけだし、何年か前まではイギリスとかに興味を持ったりもしていました。でもなんか、いつの間にかニューヨークに定まっていました。自分のTwitterなど遡ってみると結構な前から「タイムズスクエアに立ってみたい」なんて言ってた模様。大自然よりもリゾートよりも都市と無機物が好きなわたしに、一番しっくりきそうな地だったのでしょう。

あとはなにより、身近にニューヨークひとり旅をしている人がいた!ということですね。人からの影響はやっぱり大きいです。このへんはまた追って。

しかしまだ険しい道のり

勢いで決めたはいいものの、11月は職場の繁忙期でもあったので一週間もの休暇取得は当然いい顔をされるわけもなく。なかなか代償の大きなものではありました。

それから、そもそもわたし英語なんて全く話せないぞ問題。あと3ヶ月でどうにかなるのかしら。ニューヨークのことも何にも知らないぞ。調べなければ。長いような短いような3ヶ月が始まりました。

観劇&観光の手配編に続きます。