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NY旅行記【1日目⑧ ブルックリンからの夜景】

NY旅行記17本目。この記事の続きです。 前回までのあらすじ:ブルックリンで知人宅を訪ね、予定以上にくつろいできた353。帰りがけの寄り道編。

ブルックリンからマンハッタンをのぞむ

"77 Street Station"から同じルートで戻っていく。夕焼けは見れなかったが、夜景くらいは見たいので寄り道しよう。

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真っ黒な案内板とオレンジの柱が、さりげなくお洒落だなあと思う。昔レゴで黄色と黒ばかり使っていた頃のときめきが蘇る。帰りの地下鉄車内にはギター弾き語りおじさんが登場。一駅ぶんの時間できっちり歌い上げて、テンキュー!と降りていった。

再び"Jay Street Station"へ帰還し、ブルックリン橋のほうまでガツガツと歩いていく。ひたすら電車に乗って、ひたすら歩いて、というこの旅スタイルは日本とまったく変わらない。わたしの旅スタイルにとても相性のよい地なのかもしれない。

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ブルックリンといえば壁画というイメージがあるし、もっとそこらじゅう壁画だらけなのかと思ったのだけど、今回歩いた範囲ではそこまで見当たらなかった。せいぜいこんなのとか、オフィスビル?の室内に突然見えたシンプソンズ(壁画には間違いない)とか、その程度。

f:id:threefivethree:20181123092119j:plain:right:w200夜景が見れる場所は調べてこなかったが、橋のふもとに公園があるはずなのでそのへんまで行けば見れるだろう。

途中で昼ぶりにマンハッタン橋の撮影スポットを通ってみる。右の写真で奥に見える光がそれ。ライトアップされてはいなかった。

徐々にマンハッタンの摩天楼が見えてきて高まる。なるべく川のぎりぎりまで近寄りたい。それにしても、これがThanksgiving Nightということなのか、とにかく人がいない。ここなどそれなりに観光地のはずであろう。ちょっと警戒しておいたほうがいいかなと思う程度には無人だ。驚き。

気を引き締めながら辿り着いたのはブルックリンブリッジパークの、地図によればピア1プレイグラウンドとかいう施設のあたり。ここからマンハッタンを撮ると、こんな感じ。

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ここもやはり川沿いなので激烈に風が強い、寒い。三脚は持っていないため、なかなかにブレてしまう。また、これは旅程中すべての夜景に当てはまることだと思うが、祝日もしくは休日なのでオフィスの光が少なめらしい。平日に来ると多分もっと煌びやかなはず。

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ワンワールドトレードセンターは綺麗。独特の透明感がある。

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ブルックリン橋のほうを撮ってみたがこれはピン甘のブレブレで完全にオマケ程度。なんというかすごく、リベンジしたい。昼間も最高に気持ちよさそうだし、日没のマンハッタンも見たいし、マンハッタン橋寄りの公園のほうがもしかしたら好きな写真撮れたかもしれないし。GoogleMapでユーザーが投稿したこの360°画像、好きなのだ。


とにかく寒さで体力と各種電池の消耗が激しい。最低限の満喫はしたので風邪を引かぬうちに帰ろう。

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どこの駅だったか、地下鉄のフリーペーパーがThanksgiving Day Parade仕様だったのでゲット(なんと表紙にも裏表紙にも悟空がいる)。こういう記念の品はすごく嬉しい。新聞も買っておけばよかったなあと少し悔やんでいる。しょうもない余談だがこういうものを小脇に挟んでみると一気にニューヨーカーな気分になって気分がいい。ニューヨーカーが新聞を小脇に挟むのかは知らない。

プクウィ

最寄り駅"High Street - Brooklyn Bridge Station"からAラインでホテル最寄り駅までサクッと帰る。ブルックリン側から乗り換えなし、30分も乗っていればセントラルパークの北端まで連れて行ってくれるのだ。どこかであらためてその感動を書くつもりだが、とにかくニューヨークは動きやすく、いい意味で狭い。日本の、東京の何倍も動きやすい街である。

今日は、昨日その手前で降りてしまって使わなかった、ホテルの一番の最寄り駅"110 Street - Cathedral Pkwy Station"で降車。旅程を決めたときから、H.I.S.のカウンターで地図を見ていたときから認識していた、ニューヨークで最も精神的お付き合いの長い駅だ。「Pkwy」は「プクウィ」と読む。一応「Parkway」の略らしいのだが、略をそのまま読んでしまうのだから変な感じだ。

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ニューヨーク地下鉄の駅は、全てにこういったタイルの駅名サインがついている。おしゃれだしグッズ化してほしい。マグネットとか出してほしい。

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"Cathedral Pkwy Station"は小さいわりにだいぶ綺麗な駅で、こんなデジタル案内板も充実している。YouTubeにあった各駅紹介動画(どこにでも鉄ちゃんはいるものだ)で初めてこれを見たとき、想像していたニューヨーク地下鉄のイメージが覆されてびっくりした。同時にかなり安心した。

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地上に出ると、夜の地下鉄出入り口はこんな感じ。総じて「好き」である。このときまでにわたしはどっぷりとニューヨーク地下鉄のファンになっていた。東京メトロのファンにはそうそうなれない気がするのに、これは観光客心理なのか、それともニューヨーカーでも同じ気持ちになるのか。

ホテルに戻り、昨晩あんなに苦戦したカードキーも難なく扱い、風呂にじっくり浸かって(ただし深さがないのでバットに漬け置きされた肉みたいな体勢になる)、明日への願いを込めてボルタレンローションを足に塗り込み、就寝。1日目終了。なお、この晩だけはうまく寝れなかった。逆にいうと滞在中の時差ボケらしい症状はこの晩だけだったので助かった。

昨日も長い1日だったが、今日も思い返してみればとんでもなく長い1日だった。パレード、今朝かよ。そんなわけでフリー初日、お疲れ様でした。明日も予定みっちり。がんばろう。

旅メモ: 1日目の行動範囲まとめ

丸数字のある10までに終わらなかったらどうしようかと思いましたがどうにか終わりました(パレードで強引に詰め込んでおいてよかった)。

さて、この日の行動を振り返ってみましょう。

  • セントラルパークを散歩
  • Thanksgivingパレードを見る
  • ブルックリン橋を渡る
  • マンハッタン橋を見る
  • ヴェラザノ・ナローズ橋を見る
  • ベイリッジのお宅訪問をする
  • マンハッタンの夜景を見る

リストアップしてみるとそんなでもないかという気もしてしまう不思議。項目数で言えばこの先3日目とかのほうが遥かにすごいと思いますが、この1日目に関しては行動の範囲が広いです。GoogleMapのマイマップ機能でその移動ルートをざっくりまとめてみました(到着日の記事にも付け足しました)。

赤線が徒歩、青線が地下鉄です。往復でルートの違うところは同系色でちょっと区別つけてあります。線はあくまで目安、ポイント同士を直線で繋いでいるだけです。ご参考までに。

人と会う予定がなければ、ヴェラザノ・ナローズからの流れでコニーアイランドにも行ってたんだろうなという気がします。もし夏に行くことがあれば今度は行ってみたいです、コニーアイランド

以上、とても充実の1日目でした。まだまだ、まだまだ続きます。次回からはフリー2日目です。