353log

主に映画の感想文を書いています/NY旅ブログも連載中

NY旅行記【2日目④ 摩天楼エンパイアへ】

NY旅行記21本目。この記事の続きです。 前回までのあらすじ: 初のブロードウェイ・ミュージカルを堪能した353。余韻に浸りたいところですが、予定的にこの日しか行けないエンパイアを目指します。

コロンバスサークルで足止め

というか、足が止まる。少し前にも書いたがわたしはニューヨークのスチームが好きだ。街を歩いていていい感じのスチームに出くわすとつい撮りたくなってしまう。しかしスチームというのは生き物で、なかなかいい具合に撮られてくれないのだった。

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コロンバスサークルからまっすぐに見た8番街。ここでしばらく寒空の下、そのへんの電灯かなんかのポールにカメラをくっつけて頑張っていた。変な人と思われたかもしれないが激烈観光地ニューヨークなので気にしない。

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でっかい車から馬車から、なんでも来る。タイミングなんか知ったこっちゃない感じで来る。

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絵的にはイエローキャブが欲しいな、と思うと大抵来ない。普段あんなに走っているのに。などとまあ、楽しんだ。安全なところから道路のど真ん中を撮れるという意味ではコロンバスサークル、おすすめである。

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トイレリストの筆頭だったが結局お世話になることはなかったタイムワーナーセンター(クリスマスムードがすごかった)を通りつつ、地下鉄に乗ってペン駅まで下る。コロンバスサークルにはこのときしか来なかった。いつか暖かい時期に来れたら、ここからセントラルパークをみっちり散歩したい。

キングオブ摩天楼

摩天楼という言葉が好きだ。「スカイスクレイパー」よりもそれっぽいと思う。調べていたらとてもためになる記事があったので貼らせていただく。 ニューヨークの摩天楼といえばなんといってもエンパイアステートビルであろう。いくらワンワールドトレードセンターのほうが高いといえ、「摩天楼」という言葉の優美なイメージに相応しいのはやはりエンパイアだと思う。と言いつつ個人的にはクライスラーのほうがデザインは好きなのだが、展望台がないので除外しておく。

30年前に一度ニューヨークへ来たことがある父は、今回しきりに「エンパイアは絶対登ったほうがいい。感動する」と推してきた。登らない選択肢はもとよりなかったので影響されたわけではないが、とりあえず父の教えには従った。

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ペン駅(この駅だけはちょっとフランクに呼ばせていただく)から出ると、郵便局側だった。こっちにも繋がっているのか。この神殿のような建物が郵便局なのである。

そういえば今回、ニューヨークから親に手紙を出してみようかなんて思っていたのだけど余裕がなくて結局できなかった。30年前に父がエンパイアから母とわたし(当時1〜2歳)宛てに手紙を出したと言っていて、お返しをしてみたかったのだが。

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真下から見上げるエンパイアはあまりエンパイアらしくない。まず入口を探すべく外周をあてずっぽに歩いてみるが、EXITばかりでなかなか入れない。ここかな?と思って重いドアを押すたびに数メートル向こうの係員から「あっちあっち!」とたらい回しのハンドサインをされること数回、ようやく入口に辿り着いた。

エンパイアの中は意外と古めかしい雰囲気ではなくて、むしろありきたりな観光地の雰囲気にあふれていた。そして実際、ここだけは異常にアジア人、日本人が多い。ここまでほとんど日本人には遭遇していなかったので、ここにいたのか!!と思った。聞こえてくる耳慣れた会話にやや興醒めする。疲れきった様子の女子旅3人組…見ているだけでしんどい。

今回訪れたなかでエンパイアは唯一、チケットに時間指定がなかった。それもあってか、事前に買ってあっても長蛇の列。おまけにセキュリティチェックもあるのでお察しくださいという感じである。おもしろいのは待機列の途中にあるアップグレード券売機。しびれを切らした人はそこで課金すれば列をパスできるのだ。お上手。

旅メモ: チケットの手配については NY旅行記【準備編② 観劇&観光の手配】 - 353log に詳しく書いてあります。

なんだかんだわたしも疲れてはいたので周りのお疲れムードに呑まれ、このあたりはほとんど記憶がない。ディズニーのアトラクション的高揚感のあるエレベーターで連れていかれる最初のフロアは室内なので窓の外すら見ずにスルーし、そのまま86階の屋外展望台へ。ここでは360度、ニューヨークの街並みを見渡せる。最初に出た場所からは、上品に輝くクライスラービルが拝めた。

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この景色だけ無限に眺めていられる気がする。やはりクライスラーは好きだ。

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足元を見下ろしてみる。なんてことない地味な路地もこれはこれで味わいがある。

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こういう派手なのも当然よい(左写真)。これはペン駅のあたり。左側の丸みを帯びた建物がペン駅で、その奥にはさっきわたしが出てきた郵便局側の出口が見える。そしてこれ、考えてみたら初日に初めて見たエンパイアの構図(右写真)をそのまま見返していることになるのだ。ほんの2日で、あの見上げたてっぺんに来ているよ。

さて、いちばん圧巻なやつをまだ出していない。エンパイアから見るマンハッタン、最強の構図はやはりこれだと思われる。

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これだよこれ、という感じである。これだよ。語彙力がどんどん消え去っていくよ。

ニューヨークでいくつか夜景は見たが、最もインパクトがあったのは確実にこれ。うわあ、ニューヨークだな、ってなる(語彙力0)。長蛇の列に並ぶだけの価値がある。この日はおそらく休みの会社も結構あって、もしこのオフィスビルの電気が全て点いていたらどんな光景なんだろうと考えてしまう。

中央、ひときわ明るく光っているあたりがタイムズスクエア。ボールドロップはここからでも見れるのだな。

ちなみにだが、今朝の天気アプリが-8℃を指していたこと、覚えているだろうか。今この瞬間も、この天空は、凄まじく寒い!!! 立ち止まって写真を撮れば撮るほどライフが減っていく。そんなときにこのわたしはやはり声をかけられる。写真撮ってください。オフコース

頼まれてあげたのは絵になる長身白人カップル。地上320メートルで濃厚なキス!! オーケー、絵になったかもしくは真っ暗で写ってないかどっちかだけどオーケーオーケー。お礼に彼氏くんがわたしも撮ってくれるという。案の定ほとんど真っ暗で何も写ってなかったけど思いっきり補正して結構それっぽくなったからオーケー!ありがとう!

すごくテキトーに乗り切ったとはいえ、やはりこういうときもっと満足いく写真を撮ってあげたいなという気持ちは強まる。自分のカメラで撮ってそれをその場で簡単にシェアできる方法、次の海外旅行までに考えておきたい。

絶景が名残惜しいけれど、寒さも限界なのでもう帰る。これでホテルに帰って目覚めると、早くもフリー最終日。まだ帰りたくない…。ということでもうちょっとだけ続く。次回、憧れのメイシーズ入店、ほか。