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主に映画の感想文を書いています

バリアフリー映画館“シネマ・チュプキ・タバタ”のご紹介(取り急ぎ)

JR田端駅近くのバリアフリー映画館シネマ・チュプキ・タバタさんにて、『音響ハウス(2020)ようこそ映画音響の世界へ(2019)ドキュメンタリー映画2本を音声ガイド付きで観てきました。

先日『愛がなんだ(2019)』を観た際に映画のバリアフリー化に興味を持ち(詳しくは『愛がなんだ』の感想記事に書いています)、シネマ・チュプキさんはその流れで辿り着いた映画館。鉄は熱いうちに、と早速伺った次第です。

今回の2本は、ご好意で音声ガイド制作の作業を少し見せていただいてから鑑賞しました。『音響ハウス』は日本語作品なのでまだいいのですが、『ようこそ〜』は海外作品であり、そのうえ膨大な量の映画作品や関係者インタビューで構成されています。その全てに適切な日本語吹き替えをおこない、さらに音声ガイドも入れる。これはちょっと途方もない作業の産物です。

現在シネマ・チュプキさんでしかこのバリアフリーバージョンは鑑賞できないそうなのですけども、それってあまりにも勿体ない。だってすごいクオリティなんですよ。たとえ視覚障害がなくてもこれは嬉しいオプションですよ。何らかのかたちで広められたらいいのにと思います。

なおどちらの作品も2/18(木)までの上映で、(水曜が定休なため)あと2回しか観れる機会がありません。もしお近くの方でご興味ありましたらぜひ行かれてみてください。感想記事を書いていると間に合わないので取り急ぎのお知らせでした。

※JR山手線・京浜東北線「田端駅」北口から徒歩5分

追記:ちゃんと書きました。