【旅の記録】映画を観るためだけに行った名古屋

先月頭、「風と共に去りぬ」を観るためだけに名古屋へ行ったプチ旅の記録。目的の詳細はこちら。

経緯をまとめると、「午前十時の映画祭」で「風と共に去りぬ」をやりますよと。観たいけど、近場の映画館で休日の4時間を潰す踏ん切りがつかないなあと。いやちょっと待てよ名古屋で町山さんの映画講座付き上映があるぞと。どうせこっちで4時間費やすくらいなら丸一日費やして小旅行してくるほうがいいのでは？ということです。

往路は夜行バス

かつてはよく利用していた夜行バスですが、いかんせん疲れるのでもう何年も使っていませんでした。今回は朝10時から始まる映画を観るわけなので、早起きして行くよりはいいかもしれない、なんたって安いし、と久々にチャレンジ。

土曜24時、所属する吹奏楽団の練習を終えてから新横浜発のWILLERへ乗車。フード付きの「リラックス」というタイプ。座席自体は普通の高速バスとさほど変わりないながら、このフードが思いのほかしっかりとプライベート空間を作ってくれるのでアイマスク要らずでした。名古屋駅までで3,500円なり。お安〜い。

高速バスというと一時期の事故報道が忘れられないところではありますが、サービスエリアで一時間ほどしっかり（ドライバーさん用の）休憩をとったり、SAを出る際には本部に事細かな連絡を入れていたりと、「ちゃんとしてる」印象を受けました。利用客も多かったし、まだまだ廃れぬ移動手段ですね。

余談。深夜の新横浜駅は食事処が見つけづらく、結局サイゼへ。このサイゼが、いま流行りのお一人様席を充実させていてとてもよかったです。

名古屋で朝風呂

名古屋へは6時ごろ到着。まずは予め目星をつけていた、同時刻オープンの銭湯「炭の湯」へ。高速バスの停留所からすぐ近くの場所にあり、バス客が多い印象でした。バスのおかげで持ちこたえてる銭湯なのかも。

昔ながらの銭湯なのでシャンプー＆リンスなどは持ち込みor購入。大きな荷物を入れるロッカーはありません。「そこに置いていって」と言われ、このご時世かなり不安に。番頭さんの目の前だし盗まれはしないだろう、と信じることしかできません。心の準備が必要。なお脱衣所には小さいけれど鍵のかかるロッカーがあるので、貴重品は持ち込んだほうが安心かも。

歯磨きして、コーヒー牛乳飲んで（風呂屋へ来ると律儀に飲むタイプ）、すっきり気分で再出発です。

ちなみにすぐ近くにファーストキャビン（次世代型カプセルホテル）があり、ショートステイでお風呂が使えるはずなのでこちらもおすすめ。ただしお値段は2,000円からとなり、夜行バスで来た意味がなくなるので今回はスルーしました。ファーストキャビン、綺麗で未来っぽくてテンション上がるので本当は使いたかった！

コメダでモーニング

ベタベタですが。わたし最寄駅にコメダある人なので全く新鮮味はないのですが。でも名古屋の朝はコメダに行きがち。ここの店舗はちょっと年季が入ってるんでしょうか、関東展開の店舗では感じられない「町の喫茶店感」がどこからともなく漂いまくってくる、不思議なコメダでした。内装は同じなのに、なんだろうこの、地元の人しかいない感じ。

モーニング（小倉トースト＋ゆで卵がわたしの鉄板）しつつブログを書いたりしながら過ごしていたものの、どんどん待ちが増えてきて居づらくなったので離脱。朝の時間帯2時間制と書いてあったのはダテじゃない。

ナナちゃんを探せ

名古屋駅の待ち合わせ場所として有名（？）な「ナナちゃん人形」、名古屋へは何度も降りているけれど見たことないんだよなと思い探してみることに。よそ者からするとすごい外れの方にあって驚き。しかも屋外。屋内だと思い込んでた。それから想像より全然ちっちゃい。若干の「がっかり名所」感もある(笑) みんなカジュアルに股の下をくぐっていくのでなかなかシュール。

なお「名古屋といえばナナちゃん人形」と言っても首を傾げられることが多く、これはもしかしてMay'n部長（ex.シェリル・ノーム＠マクロスF）に染まりすぎているのか…？？というか多分かなり地元民向けの待ち合わせ場所なのだろうな。観光客が待ち合わせに使う場所ではなさそう。こんなとこです。スタークタワーことモード学園スパイラルタワーの根元あたりにあります。

朝のミッドランドスクエア

行く映画館はミッドランドスクエアシネマ。少し余裕を持って向かった9時台はまだショッピングエリアが開店しておらず、巨大なビルなのに薄暗いなかエスカレーターでひっそりと登っていく不思議体験。いざ辿り着くと意外や意外、元気な女子たちで埋め尽くされていました。しかも頭にツノついてんの。さてはライブビューイング、それも日本じゃないやつの、という予想は的中、BTSだったようです。

※なんとなく気になって調べてみたらディレイビューイング（リアルタイムじゃないやつ）で、しかもウェンブリースタジアム公演だった…！クイーンのとこじゃん…！

朝からだいぶ活発に動いたのでまだ9時半とかよくわからないなと思いながら、朝の名古屋を見下ろしつつ待機。そんで「風と共に去りぬ」を4時間観て、町山さんの映画塾を45分受けて、5時間の映画館拘束おしまい。時刻は15時過ぎ。

いつもの担々麺

青春18旅をするとき、名古屋でいつもお昼を食べます（始発スタートだと11時ジャストに名古屋へ着き、ちょうど飲食店の開店時間なので並ばず食べれるのです）。山ちゃんや矢場とんなどを経て、いつしか地下街エスカの「想吃担担面」に落ち着きました。毎回来てます。辛いもの好きではないんですが、ここの担々麺はギリギリむせない程度の辛さで、しっかり「美味しい」のがお気に入りの理由。スープを飲み干せちゃう担々麺です。汁あり担々麺で辛さは一番下、無料のライスをつけてデザートに黒ごまプリン、のセットがおすすめ。