353log

主に映画のあらすじと(まとまりのない)感想文

パシフィック・リム(2013)

遅ればせながら「シェイプ・オブ・ウォーター」でその名を認識したギレルモ・デル・トロ監督(まだ覚えられなくて「ギルレモ」とか言っちゃう)。「シェイプ〜」が大変よかったものですから、デルトロさん祭りをしよう〜と何本か借りてきました。まずは、お名前は常々…という感じのいかにも娯楽作っぽい「パシフィック・リム」から。めっちゃ楽しいな!!

“KAIJU”こと怪獣からの攻撃を頻繁に受けるようになってしまった地球。自然災害と化した怪獣は日を追うごとに力を増し、もはや世界で一致団結しなければならない段階に。対怪獣兵器として各国で開発された巨大ロボット「イェーガー」とそれにまつわる人たちを描く物語。

冒頭1分くらいでもう既に「ぼくたちのよく知っている特撮」感がものすごくて前のめりです。初代ゴジラの監督である本多猪四郎さんへ捧げたという、日本の特撮・アニメへのリスペクトに満ちた本作ですが、この冒頭だけでその心意気は十分伝わってきています。なんなら「シン・ゴジラ」はこっちから逆に影響受けてるんじゃ?とか思うほどです(それはそれで素敵)。

でっかくてかっこいい

本作なにが興奮するって、これですね。登場する「イェーガー」たちは全高70〜80メートルの、まさに巨大ロボット(特にロシアのチェルノ・アルファが好き!)。そのスケール感が見事に表現されていて、もうただ単純に「でけえ!! かっけえ!!」ってなります。オタクのデルトロ監督も結局のところはそこを追求していたはず。でけえかっけえは正義ですよ。

ガンダムエヴァを思わせる、ドックにおける例えば頭部だけのシーンだったり、直立のまま移動させたり、それをあれだけの重量感でやってくれたら男子大満足です。基地を案内しながら次々にイェーガーを見せていくシーンとかも脳内物質が大変なことになってるのを感じます。でっかいよーかっこいいよーうひょー。です。

なるほど同じ監督だ

シェイプ・オブ・ウォーター」と「パシフィック・リム」は同じ監督だよと言われても未見(と偏見)状態では信じがたかったのですが、研究室のシーンなどを見てすごく納得。なるほど確かに、これは間違いなく「シェイプ〜」と同じ人が撮ってます(笑) とりあえず床は濡らしておきたいのだろうかデルトロさん…。

BDに入っていた1時間以上ものメイキングも興奮でした。グリーンバックは多いけれど、それ以上に「本物」も多くて、美術の懲りようが凄まじいなと感動。それにしてもグリーンバックの合成ってあんなシンプルなことであんな上手くいくもんなの??といつも思ってしまいます。技術、すごい。

マコとマナ

ヒロインのマコ役に菊地凛子さん。ときどき出る日本語が妙にたどたどしいのはなんでなん、と思ったら、海外生活が長くて日本語のほうがぎこちない設定らしい。ちなみにこの方、神奈川県秦野市出身らしく、親戚が秦野にいるわたしとしては親近感でした。

そしてマコの幼少期を演じるのが芦田愛菜パイセン! 当時9歳とかそれぐらいかな…? 思いのほか出番も多く重要な役回りで、でーっかくハリウッドデビューしてます。メイキング見ててすごいなこの子〜と今更な尊敬。まるくておっきいデルトロえもん(もしくはデルトトロ)に頭撫でられてる画には笑っちゃいましたが。


近々公開の続編はデルトロさん監督ではないようですけど、メイキング予告を見る限り本作へのリスペクトを込めて製作されているはずなので楽しみです。

(2018年46本目)