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主に映画の感想文を書いています

CONTEMANSHIP KAJALLA#3『働けど働けど』(2018/02/28)/3.11から7年

劇場に観に行く | KENTARO KOBAYASHI WORKS | 小林賢太郎のしごと

小林賢太郎のコントプロジェクト、CONTEMANSHIP KAJALLA#3『働けど働けど』初日(2018.02.28@KAAT 神奈川芸術劇場 ホール)行ってきました。「カジャラ」シリーズはこれで3作目ですが、これまで行った賢太郎さんの舞台のなかでいちばんシンプルな笑いに徹した作品だったように思います。賢太郎さん独特の「ちょっと神妙になっちゃうくだり」がほぼほぼなかったです。個人的にはこれぐらいのほうが好みです。

今回のメンバーは【野間口徹竹井亮介小林健一/辻本耕志/小林賢太郎】の5名。なんといっても目玉はダブル・コバケンの、小林健一さんでしょうか。賢太郎さんの作品には初の出演、わたしも初めて拝見しました。のっけから「ひとりだけ妙に声でけーな…笑」と注目せざるを得なかったんですが、もうとーにかく可笑しかった! ひたすらパワーでねじふせてスベる! すごい! 最高に愛せるキャラなのでぜひ劇場で虜になってください。このコバケンさんのためだけにでも行く価値ありです。

3.11から7年

わたしの小林賢太郎デビューは、2011年3月11日の予定でした。銀河劇場のある天王洲アイルはちょいと遠いので、15時に仕事を早退するつもりでした。

退勤まであと少し、14時46分に発生した大地震。状況がのめないながらも予定より少し遅れて早退し駅まで行くと、構内は真っ暗。電車は当面動かなそうとのこと。どうにか天王洲まで行けても帰れるか分からないし、なんかただごとじゃなさそうだからチケット勿体ないけど今日はやめとこうかと同伴の友人に連絡(メールは届かなかったのでTwitterだったでしょうか。あの日、本当にTwitterが重宝しましたね)。一時間ほど歩いて帰宅するも、全ての信号機が消灯して真っ暗になった団地は異様な光景で、いつまでも鮮明に覚えていると思います。

結局(今思えば当然ながら)その日の公演は延期となり後日振替公演がおこなわれましたが、未だに賢太郎さんの舞台へ行く日はちょっと身構えてしまったりもします。東日本大震災から7年。数えてみたらそれからもう9回ほど賢太郎さんの舞台へ行っているようで。また奇しくも2011年は、坂本真綾いきものがかりのライブへそれぞれ初めて行った年でもありました。わたしの人生に欠かせないアーティストたちと一気に出会えている、不思議な年です。

坂本真綾LIVE TOUR 2011 "You can't catch me" / 中野サンプラザ(2011/03/31) - 353log

いきものまつり2011 どなたサマーも楽しみまSHOW!!! 〜横浜スタジアム〜 / 横浜スタジアム(2011/07/24) - 353log