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NY旅行記【3日目⑤ ラジオシティとHBO Shop】

NY旅行記27本目。この記事の続きです。 年内最後の更新です。年をまたぐとは思ってませんでした(笑)

ラジオシティ

スタバでお昼のエネルギーチャージ完了。行きたいところリストはまだまだ残っているので先を急ぐ。五番街から一本それるとすぐに見えてくるブリキみたいな質感の看板。ラジオシティ・ミュージックホールだ。

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1932年開館のホールで、トニー賞の授賞式などにも使われているらしい。また、このホールと歴史を共にするショウ「ラジオシティ・クリスマス・スペクタキュラー」も長年開催されている。

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ホールの周りにはショウを観に来たのであろう家族連れが多く見られる。行こうか迷って結構行かなかったのだが、行っておけばよかったとやや後悔している。ニューヨークの大きなステージでラインダンスする「ロケッツ」、観たいじゃないか。

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大きなクリスマスツリーの装飾も施されている。このあたり全部含めての呼び方が「ロックフェラーセンター」ということらしいのだけど、とにかくクリスマスムードがすごいエリアだ。日本にいたらクリスマスパーティーなんてしようとも思わないのに、ここにいたら自然とパーティー野郎になっていそうな気がする。

そんなわけで、日本でプランニングしている時にはさほど魅力を感じなかった「ロケッツ」に今ものすごく惹かれているのである。骨の髄までクリスマスしたい。当日券あるか見ればよかった。

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ラジオシティは「ゴッドファーザー(1972)」に出てきたものが印象として強い。「えっ、父さんが??」のシーンだ。1945年の設定なので開館から10年ちょい。今と同じようにビカビカと光るシンプルな電飾が見れる。

ところでそう、突然の球体フレームインである。午前中に行ったルーズベルト島にもあった巨大オーナメントだ。

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ここではビル群のど真ん中に堂々と鎮座している。国民よ、クリスマスを祝え。という感じがする。

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ビル群といえば、この3つのビルが旧ワールドトレードセンタービルを思わせる威圧的な佇まいなのだけど、建築時期や設計など何か関連性はあるのだろうか。高さは足りないが、ツインタワーを疑似体験できるようなビルだった。

353 is coming!!!!!

ホリデームードに後ろ髪引かれつつも、わたしは浮き足立っていた。この旅マストの目的地が近付いていたからだ。急いで向かわねばならない。六番街を南へしばらく歩く。途中で路地を覗くと、唯一無二のアレが見えた。

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まごうことなき、タイムズスクエアの光だ。なるほど、君そこにいたのか。マンハッタンの地理がまだ把握できていない。昼間のタイムズスクエアには今回一度も行かなかったが、どんな雰囲気なのだろう。

さあそして、もう少し歩くとついに到着。

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道ゆく人々がチラ見しているこの店は……

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そう!!!!! 日本以外で大人気のドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」を製作しているテレビ局「HBO」の公式グッズショップ「HBO Shop」だ!!!!! エクスクラメーション! エクスクラメーション警報!!

芸風が乱れてしまったことをお詫びしたい。エクスクラメーション警報の意味はちょっとよくわからない。さておき、そう、ここ最近大いにハマっていた海外ドラマ「GoT」の公式ショップなのだ。ショーウインドーから既にドラゴンがお出迎えである。ちっちゃい女の子がお父さんに写真を撮ってもらっていたが、おそらく彼女にはまだ早すぎるドラマだと思う。

この数ヶ月、こんな記事を書く程度にはこのドラマにどっぷりハマっていた。沼生活をサポートしてくれたのは、準備編の記事にも登場したナツメグさん(id:megmientus)だ。NYひとり旅の大先輩でもあるので、ふたつの面から今年わたしを大きく動かしてくれた恩師である。

ニューヨーク行きを決めたあと、そういえば公式ショップがあったはず…と思い出した。その頃の「GoT」視聴はまだ序盤で止まっていたのだが、せっかく行くのならショップに行かねばならない、ショップに行くのならネタバレは避けられない、ならば渡航までに全部観なければならない、ということでギアを切り替えて一気に完走した。しばらく映画を観ていない時期があったのはそんな理由だ。

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念願のショップではこのふたつを買った。ふたつだけかい、という感じではあるが、本当は左のブローチひとつでもよかった。右のマグネットはレジ前で追加したおまけだ。

鳥の形をした左のブローチは、劇中でリトルフィンガーというキャラクターが常に着けている物のレプリカ。以前にナツメグ師匠が同じものを購入していて、ものすごく、ものすごく欲しかったのである。これが欲しくてニューヨークへ行ったのだ、と言っても嘘ではない。

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しまいこんでいても仕方ないのですぐリュックに付けた。ちなみに下の35バッヂは沖縄の「35COFFEE」がグッズとして出しているステッカーで作ったものだ。 「35COFFEE」の商品はわたしへのお土産に最適と言われている。

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嬉しいことに本場のブラックフライデーにより25%オフだった。「GoT」仕様の紙袋を下げ、揚々と店を出る。心中スーパーハイテンションエクスクラメーション警報なのであった。

次回、ニューヨーク公共図書館、グランドセントラル駅、フラットアイアンビルなど。来年へ続く。

旅メモ: この記事での行動範囲

この記事での移動ルートは以下の通りです。

というわけで、次の更新は年明けです。このあとはもう紅白を観ます(笑) 来年も353logおよびNY旅行記シリーズにお付き合いいただければ幸いです。良いお年を!