NY旅行記24本目。この記事の続きです。
※3日目はルートマップを最後にまとめると大変なことになるので、記事ごとにまとめることにしました(前回の記事にも追記しました)。末尾に毎回掲載します。さて、今回はセントラルパークを横切ってマンハッタンの東側へ行ってみるようです。引き続き、合言葉は「悔いなく回れ!」。
ストロベリー・フィールズ・フォーエバー
可愛い駅こと"72nd Street Station"からそのまま東へ歩いていくと、かの有名なアパート「ダコタ・ハウス」が見えてくる。ジョン・レノンが暗殺された場所だ。
このアパートは1884年生まれという超古い建物のため、嘘でしょってくらいの著名人がこれまでに住んでいる。例えば作曲家のレナード・バーンスタインだったり、個人的にはジュディ・ガーランドが住んでいたことに興奮する。オノ・ヨーコは今でも住んでいるらしい。
ここからセントラルパークへ入ったところに「ストロベリー・フィールズ」と呼ばれるジョン・レノンの記念碑がある。ほんの数分の間に何組もの人たちが記念撮影をしていった。わたしはそこまでビートルズ方面に明るくないのでダコタ・ハウスも記念碑も軽く見るだけにして、先へ進んだ。
朝のセントラルパーク再び
時刻はまだ朝の9時台。初日の朝ぶりに、朝のセントラルパークを散歩する。ただただ幸せ。
狙ってないのに朝ランする人と犬の散歩が必ずフレームインする場所、セントラルパーク。このへんに住んでいたら早起きして走る気にもなるのかもしれない。早起きして走るから住まわせてほしい。
セントラルパークっぽい小橋があって高まる。もう一日あればのんびりパーク全体を散歩したかった。次回はマストで組み込みたい。
ハリーポッターに出てきそうな樹とか、当たり前のようにそこかしこで見かける馬車とか。ここは夢の国なのだろうか。馬車のおじさん、トップハットなのがまた素敵。
本当はコーヒーなど飲みながら歩きたかった。ほんの数日のニューヨーク滞在中、不便を感じることがあったとすれば「缶コーヒーがないこと」くらいか。缶コーヒーなんてすごく海外っぽい感じがするけれど、意外と日本文化なのだった。
確かに、自動販売機は見なかった。日本に来た外人さんが珍しがって撮るわけだ。日本だったら公園の中なんて絶対に自販機あるもの。そんなわけでコーヒーは諦めた。次回は街で買ってから満を持して踏み入れるべし。
どこかのツアー客にくっついて歩いていると、有名なスポット「ベセスダの噴水」に辿り着いた。
ディズニー映画「魔法にかけられて」に登場する噴水広場。冬場だとこの通りすっかり乾いてしまって「ここ…?」という感じだが、春や夏には映画のような雰囲気になっているのだろう。
噴水の向こうにある池は凍っていた。比較的気温の高い今日でこれだから、昨日一昨日はもっとパリッパリだったのかも。
このアングルは「ゴシップガール」に出てくるらしい。確かにフォトジェニック。また、これはとても大切な情報だが、マンハッタンのど真ん中にありながらヨーロッパの雰囲気(行ったことないけど)を感じられるここベセスダ・テラスにはトイレがある。冬場の膀胱チェックポイントとして押さえておきたい。
マンハッタンの東側を練り歩く
パークを横切るとあの「五番街」に突き当たる。ここから先がイーストサイド。ティファニーとかそっちのほうにはまだ行かず、アッパー・イーストサイドと呼ばれるエリアをしばし歩く。
アップルストアを発見。信者なのでこういった参拝は欠かせない。
パッと見アップルストアとは思えないこの建物、1920年代に建てられた銀行の建物をリノベーションしているのだそう。
ちょっとだけ休憩。散歩中のお犬様も来店していた。
さて、セントラルパークの五番街沿いにあるこちらの建物。
大好きな絵の中に閉じ込められることで有名なメトロポリタン美術館である。こういった超有名スポットが普通にしれっと存在しまくっているニューヨーク。建物こそ風格に満ちているけれど、存在自体は仰々しくないのがよい。思っているよりも普通にそのへんにある、といった感じ。
「オーシャンズ8」の舞台などにもなったことでより身近な存在ではあるが、とんでもない時間食い虫らしいので今回は外から眺めるだけでおしまい。いつか贅沢に時間を使って臨んでみたい。
ここのスチームは地面から直接出ていた。理想のタイプだ。曇っていて何もかもが地味だが、そんなときでもイエローキャブが画面を華やかにしてくれる。タクシーに信号機、ニューヨークはイエローの差し色がよく効いた街だ。
見かけるたびにおもしろいなと思うのが、メトロカードの地上販売機。地下鉄の券売機が地上にいきなりポツンと現れるのでなんかロマンを感じてしまう。ここで買ったら目の前に地下鉄が止まってほしい。
このあとは、また少し南へ下る。あまり、というか全く記憶がないのだけど、おそらく"86th Street Station"から"59th Street - Lexington Avenue Station"まで地下鉄で移動したと思われる。本当におもしろいくらいに記憶がない。まあ、超自然体ぶって改札をくぐり抜け、いい気分になっていたであろうことだけは推測できる。地下鉄を乗りこなすことによって得られる「俺ニューヨーカーしてるぜポイント」はすごいのだ。
次回、ルーズベルト・アイランド・トラムウェイで空中散歩の巻。
おまけ。ブルースクリーンは万国共通。
旅メモ: この記事での行動範囲
この記事での移動ルートは以下の通りです。