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主に映画のあらすじと(まとまりのない)感想文

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018)

スター・ウォーズ/新たなる希望(1977)」の10年前、若きハン・ソロを描くスピンオフ作品。ネタバレあります。

概要

同上のスピンオフ。「スター・ウォーズ・ストーリー」前作「ローグ・ワン(2016)」と並行した時代のお話。「ハン・ソロ」という名前の由来、相棒チューバッカや愛機ミレニアム・ファルコンとの出会い、そして元カノとのあれこれが見れる!

イイ予感がしてたぜ

だいぶ前から予告でおもしろそ〜と期待してましたが、本国で公開されるや大コケしたとかなんとか。えーそうなの大丈夫かなと少々不安になりつつも、「グリーン・ランタン」を楽しめてしまったわたしに前評判などというものは関係ない!という謎の自信で初日に観てきました。直近に同じ劇場・スクリーンで初日鑑賞した「レディ・プレイヤー1」「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」などと比べると圧倒的に客が入っていなかったのはやはり前評判による期待値低下のせい…?

さておき、好きなテイストでとても楽しめる作品でした。なんかいちいち死別描写が薄っぺらいなとか思うところはあれど、大コケするほどのマイナス要素は感じられなかったです。なんなら個人的には本編Ep.8が非常にう〜〜んだったので、よっぽどおもしろかったです。 こういった凄まじいトリビアの数々などを見ると、熱心なファンほど興奮しっぱなしの内容なのでは?と思って羨ましくなります。一応「スター・ウォーズ」シリーズの映画作品は全部観てますけど熱心なファンじゃないのでそこまで小ネタに反応できないんですよね。できるようになりたい。

ヒロインが可愛いので100億点

そんなライトファンでも本作に釘付けな要素その1。ヒロインが可愛い! ヒロインというかボンド・ガール的な立ち位置かなと思うんですが、ハンの幼馴染で実質の元カノなキーラ、激カワですね。初登場シーンからして親に向かってなんだそのゆるふわショートボブは!っていう、そして再会シーンの垢抜けた感じがまた超絶可愛くて100億点です。わりと日本人的な表情をする人だと思います。

「ローグ・ワン」のジンにしてもEp.7以降のレイにしても野性味の強い戦士タイプ、かっこいい系ヒロインだったので、今回のキーラみたいな「とりあえずルックスで魅せる!(語弊あり)」ヒロインは新三部作のナタリー・ポートマン以来だいぶ久々なんじゃないでしょうか。演じるエミリア・クラークさん、86年生まれの同い年でした。「ゲーム・オブ・スローンズ」で名を馳せた女優さんということで、「ウォーキング・デッド」で有名になったらしい「ブラック・パンサー(2018)」のオコエ役の人とか、超ヒット海外ドラマ出身勢の活躍を最近よく見る気がします。

余談ですがキーラの台詞で「勝ち負けじゃない。生き残るためなの。」みたいなのがあって、2018年6月現在的にはサッカーW杯日本代表のまさに同じ状況(6/28ポーランド戦)が話題となっておりましたので「あっ」と思った方、きっと多いですよね。

ハンと乗り物たち

若かりしハン・ソロ、まず名前の由来が「身寄りがいないのかい。寂しい名だね。今日からお前はソロだよ!」っていう、え、そういうソロなの??っていう初耳感でしたが。ともあれ重圧に負けず「あのハリソン・フォードの若い頃」を演じきったオールデン・エアエンライクさんよかったです。目元が似てるのかな、時々ちゃんとハリソン・フォードに見えるときがあるんですよね。立ち姿とかも多分かなり拘ってるのでしょう、そこかしこでちゃんと「っぽい!」感じがしてお見事。

歳食ってからはイヤな予感ばかりのハンも、若い頃はめっちゃポジティブ、めっちゃ自信家、めっちゃイイ予感しまくりで、気持ちいいです。お決まりな「I know.」の小ネタなどはライトファンにもわかりやすく楽しめてありがたいところです。

冒頭、スピーダーでのチェイス・シーンは大迫力でした。路面すれすれのカメラワークのせいか、ものすごいスピード感とライド感がありました。例の「ケッセル・ラン」のくだりでハンが言う「ニードルスの技」っていうの、ニードルスってあのニードルス…?いやまさか、と思ったら本当に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのニードルスだったようで。そんな小ネタも出してくるのか。チキンレースといえば「理由なき反抗(1955)」からの「アメリカン・グラフィティ(1973)」からのハリソン・フォードからの…みたいな繋がり…?

乗り物といえばみんな大好きミレニアム・ファルコン! 新品同様のファルコンがどんどん汚れていくのは謎のカタルシスがありますね(笑) なんとなく感じていたフォルムへの違和感が「脱出ポッドを射出していなかったから」だったというのも超ガッテン。汚れる前のプラモ出てるよ!

ほしい…。クラシックなファルコンはもちろん、本作オリジナル(かどうか厳密なところは知らない)のメカ類もみんなデザインが秀逸でとても好きです。冒頭のスピーダーも、それを追ってくる四角いやつも、列車強盗シーンの不思議な列車も、ドライデンのヨット(ああいうの好きだわ〜〜)も、どれも素晴らしい。ベケットがしきりに習いたがっていたヴァラコードとかいう楽器も見てみたかった。ベケット役のウディ・ハレルソンさん、マーティン・マクドナー監督作品の常連さんでしたね。

ラストでキーラがまさかの人物と交信してて一気に状況が掴めなくなったりしつつ、もはや本編ではお亡くなりになってしまったハンの楽しそうな姿が見れてよかったです。「ローグ・ワン」鑑賞後と同様、Ep.4が観たくなっちゃいました(ちょうど金ローでやってたようですが)。まあ、直後に観ると「ハン…何があったの…」って気分になっちゃいそうかな。「ローグ・ワン」にしたって全員死んでるからどっちもどっちなんですけど(笑) 以上、おもしろかったです! あ、音楽もよかったです!

(2018年136本目 劇場鑑賞)