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主に映画のあらすじと(まとまりのない)感想文

ウルヴァリン: X-MEN ZERO(2009)

X-MEN(2000)」の前日譚的スピンオフ作品。きれい〜〜に3年おきなんですね、X-MENシリーズ。

あらすじ

ローガンの出自と、ストライカーに改造されてアダマンチウムの骨格を持つまでの半生(つっても150年以上)を描いた作品。また、のちに「デッドプール(2016)」で愉快な俺ちゃんとして生まれ変わるウェイド・ウィルソンの、もうひとつの世界線も見ることができる。

よかった、またおもしろくなった。

シリーズ前作「X-MEN: ファイナル ディシジョン」がお粗末だったのでしょんぼりしてましたが、今作は普通によかったです。人体改造、時を超えて生き続ける様、ドラマ性の強さなどなど、「キャプテン・アメリカ」シリーズにテイストは近いかなという感じ。アダマンチウムという金属の存在もヴィブラニウムと通じるものが(ちょっと調べただけでもこのへんの相互関係的な話は底が深かったのでスルーします…!)。

てっきり人体改造された結果あのツメが出るようになったものと思い込んでたんですけど、ツメ自体は子供の頃からの潜在能力だったんですね。お兄ちゃんがいたとは、とか、そんなに長く生きてたとは、とか、コミック知識ゼロなのでいちいちいろんなことに驚きます。お兄ちゃんといえば、攻撃するときに毎回「ビクターーーーーーーーーッ!!!」とか叫ぶもんだからいつも逃げられちゃうんですよ、もう! 黙って刺しなよ!

キャップ的とは言ったものの、テイストに揺らぎがあるのは少々気になるところ。おデブさんとボクシングするシーンとか完全に浮いてないかい。じつはそんなにシリアスじゃないのかな。ローガンの顔がシリアスに見せてるだけなのかな*1。いや、でも優しい民間人の老夫婦を惨殺するのはだいぶシリアスだし好きじゃないよ!(いちいちいろんなことに腹を立てます)

好きなシリアスは、愛する彼女を抱きかかえたまま記憶を消されるシーン。あれは、切ないなあ。ジーンにしたってあんなことになっちゃうわけだし、ローガン氏の不遇な恋愛遍歴に泣けてくる。

俺ちゃん意外と大活躍

先に「デッドプール2(2018)」を観たもんでさぞ本作のウェイド・ウィルソンはがっかり俺ちゃんなんだろうと思い込んでましたが、期待値を下げすぎてたこともあるのか、これはこれで大活躍してて悪くないじゃんという感想に。よく喋ってるし。ていうか強い。素の状態から普通に強い。生まれ変わった俺ちゃんなら余裕で被弾してそうな銃弾を全部斬ってたりするし。そんでもって改造されたあとも、まさにウェポンという全部入りのチート状態で笑うしかない。

サイクロップスは前作で出せなかったぶんサービス的に今作出しまくってる感じなんでしょうか。で、やっぱりこのときのほうが強くない???っていう。プロフェッサーに多少なり抑制されてたのだろうか。口閉じウェイドちゃんはサイクロップスの能力使うときだけデップーマスクな顔になるんすね。「デッドプールは帰ってくる」的な最後の最後もよかったです。ちゃんと第四の壁越えてきてるし。シィーッ。

おっ!と思ったのはウェイドが改造されてるときのラボ。あのラボのデザイン、「デッドプール」第1作のウェイド改造シーンで踏襲されてますよね。第2作でも透明樹脂素材の監獄デザインが踏襲されてたりして、やっぱりのちの「デッドプール」シリーズは拘りと愛が強いなあと思いました。

などなど、ということでとても楽しみました。どんどん次いってみよう。

(2018年122本目)

*1:ここだけの話、ヒュー・ジャックマンの顔がときどき藤原竜也に見えてしまう病気を患いました。口角上げて目をギョロッとさせたときの表情がかなり藤原竜也