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主に映画の感想文を書いています

大林宣彦

大林宣彦監督作品「天国にいちばん近い島(1984)」雑感

大林作品履修期間、主要配信サイトで観れるものを概ね年代順に観ています(気分によって前後あり)。今回は1984年の『天国にいちばん近い島』を鑑賞。『時をかける少女(1983)』と同じく原田知世と高柳良一の共演が見れます。 あらすじ 父を亡くしたばかり…

大林宣彦監督作品「ねらわれた学園(1981)」雑感

大林宣彦作品履修期間ということで、今回は1981年公開の『ねらわれた学園』を観ました。同年公開『セーラー服と機関銃』よりもちょっとだけ前の薬師丸ひろ子が主演です。 あらすじ 学年で成績トップの由香(薬師丸ひろ子)は、明るく騒がしい同級生たちに囲…

大林宣彦監督作品「理由(2004)」雑感

宮部みゆきの同名小説を原作とした大林宣彦監督の映画『理由』を観ました。主役はおらず、じつに100名以上ものキャストが絡み合って展開する群像劇ミステリー。160分の長尺に複雑な物語でとっつきづらい作品ながら、好きでした。 あまり「そ、そうだったのか…

大林宣彦監督作品「さびしんぼう(1985)」雑感

大林宣彦監督の訃報を受け、遅ればせながらの履修中です。「尾道三部作」と呼ばれる3作品から、『転校生(1982)*1』『時をかける少女(1983)』に次ぐ3作目『さびしんぼう』を観ました。 変な映画、みたいな感想を多く見かけたので(それを言ったら多分どれ…

大林宣彦監督作品「時をかける少女(1983)」雑感

『HOUSE/ハウス(1977)』に引き続き、訃報を受けての大林宣彦作品履修をしています。今回は超有名タイトル『時をかける少女』。「尾道三部作」と呼ばれる三作品の二作目ということで、本当は一作目の『転校生』から観たかったのですがどこも配信がない…。…

大林宣彦監督作品「HOUSE/ハウス(1977)」雑感

大林宣彦監督が亡くなられたという報を受けて、まだ一本も観たことのなかった大林作品を観てみることにしました。極端に妙ちきりんっぽい映画から観たほうがいいだろうと思い、一作目の『HOUSE/ハウス』から。 あらすじ 夏休みを軽井沢で過ごす予定が飛んで…