「ウ・ヨンウ」が終わり「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」が始まるという両極端な話。
Netflix独占配信の韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』が終わってしまいました。以下、ふんわりネタバレ含みます。
前回の感想記事は10話まででしたが、そのあと12話ラストで一気に「韓国ドラマ的な」急展開がやってきてギョギョッ。風呂敷広げすぎじゃない?! あと4話で畳める?! そんなの求めてないのに! とちょっぴり期待度も下がってしまったのが正直なところです。
が、ラスト。思いのほか平和なほうに畳まれていく物語。特に腹黒策士クォンのV字回復はよかったなあ。春の日差しチェ・スヨンとの絶妙な胸キュン感も良かったし。最終的に、この二人が本当に魅力的だったなと思います。一時は闇落ちまっしぐらな人たちも結構いたけど、みんなすれすれ戻ってきて。犯罪者以外誰も悪者にしない、やさしい物語でした。
「本来弁護する側なのだけど……」っていう最終話の展開はちょっと『無垢なる証人』的でもありましたね。
そしてこの誰も失われていない「達成感」の最終話から期待できるのは、もちろん続編! パート2! 製作サイドも前向きに検討中だそうですので楽しみに待ちたいと思います。ただ、ジュノ役のカン・テオさんが入隊間近らしいんですよね。2年後ぐらいになるんでしょうか。革新的な作品でしたが、その頃には世の中もまただいぶ変わっていそうです。
さて、そんな「やさしい物語」が幕を閉じたところでなんですが、あの「エグい物語」が帰ってきました。『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚的ドラマシリーズ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』がU-NEXTにて始まりましてございます。第1話、早速観ました。
……いやはや、油断してました。そうだ、そうだった、これが『ゲーム・オブ・スローンズ』の世界だった……。
ウェスタロスに浸かりまくったかつての日々でね、エロ・グロ・ゴア・バイオレンス、すっかり耐性ついちゃった気でいましたよ。甘かった。ぬるかった。まさかあんなに、この時代にして、いろんなエグみが「振り出しに戻る」とは。
まあちょっとまだ第1話しか観てない状態ですけども、ひとつだけ注意喚起しておくならば、少なくとも出産を控えたご家庭では見ちゃだめです。禁止です。落ち着いてからにしてください。
ポジティブな話も一応しておくと、音楽ですね、音楽アガりましたね。「あのフレーズ」が聴こえたときの興奮、やばかったです。はい、そんなわけでまた多分そのうち書きます。今日もう第2話来てるんだよな、週のはじめから観る勇気ないな……。