僭越ながら毎月書かせていただいている「まっぷるトラベルガイド」さんの、(なぜか)映画の記事。
今月は、引き続き「【2022年】おすすめの泣ける映画50選! 心のデトックス、しませんか?」と連動するかたちでの「泣ける映画〜邦画編〜」深掘り記事です。
「泣ける映画」をもっと語りたい! 〜邦画編〜 - ライフスタイル|まっぷるトラベルガイド
もとの「50選」自体は、記憶とか当時の感想をもとに書いているものが多いのですけど、今回「深掘り」するにあたってはほとんどの作品を観直しています。あまり映画を繰り返し観ないタイプなので、いろんな発見があってありがたい企画です。
ちなみに、これまでの「深掘り」はこちら。……というかせいぜい「文字数が4倍になったよ」くらいの感じで、「深掘り」と呼ぶにはお恥ずかしいのですが。
「泣ける映画」をもっと語りたい! 〜洋画編〜 - ライフスタイル|まっぷるトラベルガイド
「泣ける映画」をもっと語りたい! 〜韓国映画編〜 - ライフスタイル|まっぷるトラベルガイド
さて、今回「邦画編」で選んだのは以下の6作品です。
- 『異人たちとの夏(1988/大林宣彦)』
- 『ワンダフルライフ(1999/是枝裕和)』
- 『横道世之介(2013/沖田修一)』
- 『SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018/大根仁)』
- 『花束みたいな恋をした(2021/土井裕秦)』
- 『ぼけますから、よろしくお願いします。(2018/信友直子)』
特筆したいのは『異人たちとの夏』。あの〜〜、「50選」のときはしれっと混ぜ込んでおいた個人的趣味《大林宣彦》を、この度は堂々とトップバッターで語らせていただきました(やったー)。
久々に観たんですけど、やっぱりラストの「今半泣き」はえげつないですね。消え方がたまらんのだ。あんなに美味しそうだったすき焼きが、ただの粘土みたいに見えてくるもんね。いやはや。
『横道世之介』も、吉高由里子さん演じる「祥子さん」の威力がまっったく色褪せませんね。そこまでがどれだけつまらなくても(暴言)、あの初対面の瞬間からぱーっと光がさして、ハンバーガー食べてる時にはもう完全に惚れ込んでるもんね。世之介がそうじゃなくても、わたしはそう。UNCHRのくだり確認するために原作も買ったので、近いうち読みたいな。
『SUNNY』は、あの敵チームのガングロの子が小野花梨さんだったんだ!とか、ああそっか三浦春馬さん出てたなあとか、キャスト面での気付きがいろいろありました。オリジナルもまた観たくなったけど、タイムオーバー。
覚悟して臨んだ『花束みたいな恋をした』は、ん〜〜、全方位に悶える。どうでもいいんですけど、観直した日にね、わたしトイレットペーパー買って帰ってきたんですよね。んで開始早々、あ!そうだった!ってなって。ちょびっと運命感じましたね。さすがにそれは記事に書けなかった。
記事に書いたところでは、「一時停止しながら観る楽しみ」のある映画だなと思いましたね。本棚を舐めまわそう!っていう。麦くんの本棚には、映画にもなったような小説がずらり。『君は永遠にそいつらより若い』がある!とか。
あと最近『こちらあみ子』が映画化されましたけど、劇中のキーワードである「今村夏子さんの『ピクニック』」は「こちらあみ子」に収録されてたんだった〜とか、そんなことを止めてはメモ、止めてはメモ、で観てました。
というわけで「泣ける映画〜邦画編〜」深掘り記事、これまでの「洋画編」「韓国映画編」よりもストレートに泣ける映画が多くなっておりますので、ちょっと泣きてえな、ってな向きにはぜひご活用くださいませ。