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…って、職場のひとにオススメ(?)されまして観ました。ティム・バートンじゃなかったら、ジョニー・デップじゃなかったら観なかったかもしれない。
雑なあらすじと感想
「史上最低の映画監督」と呼ばれる実在の監督エド・ウッドをモデルにした伝記映画。
1950年代のハリウッド。オーソン・ウェルズのような映画監督を目指してポジティブに突き進む青年エド・ウッド。金はもちろんなかったが、何より彼に欠けていたのは映画監督の才能だった。
これまずおもしろいところが、白黒映画なんですよ! 1930〜40年代あたりのあの感じです。ただ白黒の色調にしてるだけなのかなと思いきや、だいぶしっかり当時の雰囲気出ております。
んでまた、エド・ウッド役のジョニー・デップが、すごく当時の伝記モノ映画に出てきそうな風貌してるんですよね。わたしの知ってるところだと、興行王ジーグフェルドを描いた「巨星ジーグフェルド(1936)」や作曲家ガーシュウィンを描いた「アメリカ交響楽(1945)」など、なんかみんなああいう雰囲気なんです。とにかくジョニー・デップが「それっぽい」作品です。
実話ベースということで、登場人物も、作中で製作している映画も、基本的に実在するそうな。冒頭に触れた「プラン9〜」も、クライマックス(一応)なシーンで登場します。映画のポスターまで同じだったり、シーンを完全に再現していたり、つまるところティム・バートンそんなにエドさん好きなのね…っていう感じのファンムービー。ティム・バートンといえば、エドが遊園地のお化け屋敷(ライド式)で非常停止したついでに愛の告白をするシーンがあるんですけど、「ホーンテッドマンションあるあるだな」って思いました。
ちょっとつい本物のエド・ウッド作品を観てみたくなってしまいますが、どこ見ても「悪いこと言わないから(ほんとゴミみたいにつまんないから)やめとけ」的な評なので先人の犠牲に敬意を払って未見のまま通す予定です。
プラン9・フロム・アウター・スペース × グレンとグレンダ【エド・ウッド監督作品 ダブル・コレクション】 [DVD]
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そうそう、エドは女装癖があったらしく本作でも「女装するジョニー・デップ」がたくさん見れます。こないだまでやってた月9「海月姫」の瀬戸康史みたいな感じでなかなか悪くないです。ちなみにわたしジョニー・デップの顔がいまいち分かんないんですよね…。最初にジャック・スパロウの顔で認識しちゃったせいかも…。
(2018年62本目)