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主に映画の感想文を書いています

ワンダーウーマン(2017)

ニューヨークから帰る飛行機の中で観た映画その3。これでおしまい。

これは公開当時なかなかの評判だったイメージがあって、でもDCは食指が…。あとなんかタイトルがど直球すぎてやはり食指が…。そんな普段なかなか能動的に観ないやつを観る機会、今でしょってことでの機内鑑賞です。おもしろかったです。

単品でスカッと面白い良作

予告とかで見るビジュアルは完全に「女戦士」。始まってしばらくは間違いなくイメージ通りで、ずっとこの感じなんかいな〜〜と思っていたら舞台は一転、第一次世界大戦中の埃っぽいロンドンへ。ここが!すごい!好き!

何せアメコミから飛び出してきた露出度50%くらいの女戦士が紳士淑女の街へそのまま降り立つのです。こらいかんとお着替えをさせられるわけですがこれが堪りませんね。めちゃくちゃ可愛いんですよね。最終的に落ち着いたコーディネートがまた、よくぞ!という感じで。願わくば脱がずにずっとこのままでいてほしかった。

ロンドンのシーンはかなりコメディに寄っていて、「お話の世界のお姫様が現代の街中に現れちゃった」的なドタバタ劇の楽しさは「魔法にかけられて(2007)」を思わせるようなところでもあり。あのビジュアルに戻ってからはやはり、ど直球つながりの「キャプテン・アメリカ」的でもあり。

DCどんなもんかいな、という斜めな目線で観始めたものの、すごいおもしろくて格好良くて気持ちのいい映画でした。ユニヴァース的なものに属しているはずだけれど単品視聴もまったく問題なし。軽い気持ちでぜひどうぞ。

(2018年237本目)