NY旅行記10本目。この記事の続きです。
社会復帰したり体調を崩しかけたりしていたらすっかり滞りましたが、旅はまだ序盤も序盤。地道に書き進めていきます。4泊6日の旅程のうちフルで使える日は3日間。まずは1日目から。
1日目の動き(予定)
この日は、今回の旅の一番の目的とも言える「Macy's Thanksgiving Day Parade」がありました。まず朝からそれを見ます。そして昼前には南へ下り、ブルックリン橋やマンハッタン橋を味わいつつブルックリン側へ渡る予定です。
午後には、なんとブルックリンで人様のおうちへお邪魔するという待ち合わせイベントがあるのでそれに間に合うよう動かねばなりません。おうちがベイリッジ地区にあるため、うまく動ければヴェラザノ・ナローズ橋も見てきたいところ。欲を言えば少し早めにお暇して、ブルックリン側から見るマンハッタンの夕焼け、というのも拝んでみたい。
さあ果たして慣れない地で予定通りことは進むのでしょうか。引き続き353氏の旅にお付き合いください。
ニューヨーク 快晴 -5℃
2018年11月22日 木曜日。変な時間に目覚めたりはしたが、特別寝れないといったことはなくむしろよく寝た。6時ごろ起床。
天気アプリを見てのけぞる。寒い。今日はこのあと外で長時間パレードを見るのだ。できる限りの防寒をしていかねば凍るかもしれん。寝間着用だったフリースを重ねて着込み、トイレにもしっかり行った。昨晩デリで買ったマフィンと飛行機で食べなかったお菓子を朝食代わりとした。ベッドの上にチップを置いて、「Happy Thanksgiving!」と書いた紙もつけてみた。出陣。
パレードのスタート地点はホテルから比較的近い。散歩がてら歩いて行くことにする。どこを歩いても全てが新鮮なのだが、より朝を満喫すべくセントラルパークを歩こう。途中で大通りに戻ればよい。
セントラルパークという楽園
初めて足を踏み入れるセントラルパーク。なんたってあのセントラルパークである。高まる。
まだ低い太陽の光が芝生を斜めに照らす様は、どこを切り取っても絵になる。
朝ラン、自転車、犬の散歩、どれもこれもシチュエーションが良すぎてくらくらする。こんな楽園のようなところを毎朝散歩できる犬が羨ましい。
セントラルパークといえばベンチ。実際に来てみるまで知らなかったが、無数にあるベンチには名前やメッセージなど何らかのプレートが付いていることが多い。これはベンチ寄付というものらしい。伏見稲荷の鳥居みたいなものか。憧れる。
曲がりくねった歩道とベンチ、街灯。イメージどおりの写真が撮れてとても気に入っている。旅行の写真はいつも結局iPhoneで済ませてしまうけれど、今回ぐらいは全部しっかり丁寧に撮っておこう。
(と言いつつiPhoneの写真が1枚混ざっています。どれでしょう*1。iPhoneのほうがよく撮れることも多々…。複雑な心境ではありますが喜ばしい技術の進歩ではありますね)
セントラルパークは迷うと聞く。このまま歩き続けたいところではあったが、くねくね道に導かれるままどこかあらぬ方向へ行ってしまうような気がしたので、後ろ髪を引かれつつ大通りへ。パークは明日でも明後日でもまた散歩すればいい。今日はとにかくパレードを見るのだ。
パレードのスタート地点へ近付くと、どうやら規制されているようだった。やはり迂回しないと無理か。いかにもなフロートが見えているだけに、軽く焦り始める。もしやもう場所取りは手遅れか。セントラルパークに吸い込まれている場合ではなかったか。
次回、念願のThanksgivingパレード。と思いきや予備知識編。
*1:答え:最初の3枚のうち2枚目。