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主に映画のあらすじと(まとまりのない)感想文/期間限定でNY旅ブログ連載中

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014)

※あっさり鑑賞記録の期間中です(あらすじ割愛)

長い複雑なタイトルですね(笑) ひねった邦題というわけではなく、原題もそのまんま「Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)」でした。ニューヨーク縛りウォッチリストの中に入っていただけでどんな映画か全く知らないままPrime Videoにて鑑賞。FOXサーチライトじゃん!と期待値アップ。

舞台は主にブロードウェイのセント・ジェームス劇場。今は「Frozen(アナと雪の女王)」が上演されている劇場のようです。かつて「バードマン」シリーズでスターになったものの今は落ち目なもんだから演劇界で再起しようとしている的な俳優リーガン・トムソンが主人公なのですが、このリーガンを演じているのは「バットマン」シリーズで有名なマイケル・キートン(と言いつつわたし「ダークナイト」シリーズしか観ていません…)。バードマンとはなんぞや、と思ったらそういう"掛け"だったんですね。

本作は一言であらわすと「変な映画」。めちゃくちゃ変な映画です。全編手持ちカメラの長回し風に撮影・編集されており、リアルかと思えばシームレスにファンタジーあるいは妄想のような世界へ吹っ飛んでいったり、むしろ日本映画でこういうのありがちだよな…とか思いました。ナオミ・ワッツが新人女優役を演じていたりして、「マルホランド・ドライブ(2001)」を連想するようなところも。

すごく印象的なのが、全編通して聞こえている「ドラム」の劇伴。タイトルバックから鳴り続けていた気持ちいいドラムの音がお前そこだったのか!っていうのは個人的にだいぶ興奮ポイントでした(笑) これは音響のいい映画館で観てみたいものです。ちなみにこの2014年はあの「セッション」も公開されているので、ドラム映画の年??

あとは、主人公の娘役を演じているエマ・ストーン。もう十分に主役級女優な頃だと思うので、ヒロインではないエマ・ストーンというのがなんだか新鮮でした。やっぱりいいですね、エマ・ストーンセント・ジェームス劇場のバルコニーから足放り投げて座ってるとこが、映像も綺麗で印象的です。手持ち長回し系だけど映像は綺麗!っていうのがだいぶポイント高いです(カメラを某とかダンサーインザ某とかを横目に)。

あと、それまでずっと少し意味ありげにフレームインしていた向かいのマジェスティック劇場の「オペラ座の怪人」。ラストのギブス姿で回収されている感じが好きでした。そのためにこのロケーションにしたのかも。

そんなわけで、だいぶ変な映画ですがなかなかにおもしろかったです。

(2018年230本目)