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主に映画のあらすじと(まとまりのない)感想文/期間限定でNY旅ブログ連載中

藁の楯(2013)

木内一裕原作、三池崇史監督作品。「藤原竜也がマジでクソだから」とオススメ?され鑑賞。

あらすじと感想

検閲をかいくぐり全国紙に掲載された「この男を殺してください。お礼として10億円支払います」という衝撃的な広告。殺害のターゲットは清丸国秀という猟奇殺人犯。広告の依頼主である資産家は、清丸に孫娘を惨殺された被害者であった。10億円という懸賞金に、日本国民の目が眩む。

藤原竜也演じる清丸国秀はその後福岡で自主。福岡から東京まで48時間以内に護送しなければならなくなりましたが、一般市民、インフラ関係者、そしてもちろん警察関係者までもが大金に目を眩ませていました。果たして清丸を生きたまま警視庁へ送り届けることはできるのか?? というお話です。

護送車をカモフラージュしても、こっそり救急車に乗り換えても、こっそり新幹線に乗り換えても、途中下車して一般人の車に乗り換えても、なぜか常に見抜かれてしまう「清丸の居場所」。特に疑わしいのは、大沢たかお演じる銘苅をはじめとした護衛チーム5人。内通してるのは、誰だ…?? いいですね、おもしろいですね、好きです。

最終的には「大沢たかおが『すっげえ…(by清丸)』」っていうことになるんですが、本当にすっげえと思います。デヴィッド・フィンチャー「セブン」だったら殺してるやつですからね。観客誰もが「殺せよ!!!」と思ってるなか、敢えてカタルシスを与えない作り。殺さないことがこんなにエグいだなんて。

ラスト、死刑判決を言い渡された清丸は「後悔、反省をしています」と口を開きます。そして続けてこう言います、「どうせ死刑になるなら、もっとやっとけばよかったかなって」。

さっさと死ね!!!!!

(2018年74本目)

余談:モブについて思うこと

野次馬とかのモブって往々にして「演技しすぎ」という印象を受けます。エキストラさんたちが数少ない出番に全力を注いで精一杯に頑張っちゃってるからなんでしょうけども。一般市民はあんなに表情豊かじゃないと思う(笑)