2021年11月に観た映画を振り返る〈感想記事の一覧〉
11月に観た映画などを振り返ります。公開から3ヶ月くらいまでのタイミングで劇場鑑賞したものを新作、それ以外を旧作としています。リンク先は感想記事、並びは鑑賞順です。先月分はこちら。
- 新作
- 旧作
- 死霊館(2013)
- 死霊館 エンフィールド事件(2016)
- 津軽のカマリ(2018)
- いとみち(2021)
- 死霊館のシスター(2018)
- アナベル 死霊館の人形(2014)
- ある用務員
- アナベル 死霊人形の誕生(2017)
- ラ・ヨローナ〜泣く女〜(2019)
- アナベル 死霊博物館(2019)
- インシディアス(2010)
- インシディアス 第2章(2013)
- インシディアス 序章(2015)
- ベイビーわるきゅーれ〈音声ガイド付〉(2021)[初見時]
- 君はひとりじゃない(2015)
- インシディアス 最後の鍵(2018)
- 配信ドラマ
22本、意外と観てました。ちなみに今月で2021年の鑑賞総数200本および劇場鑑賞100本に到達。劇場鑑賞が三桁に届いたのは初めてです。内心とても喜んでいます。そんなに行っている気もしないんですが、3〜4本のハシゴを抵抗なくできるようになってしまったことが大きいのでしょう。
さて、今月はとにかく「ホラーの月」でした。明確にホラー映画とされるジャンルの作品だけで22本中13本。三宅隆太監督のレコメンドからのめり込んでしまった『死霊館』ユニバース8作品、続けて『インシディアス』シリーズ4作品、新作で『マリグナント 狂暴な悪夢』。
『インシディアス』は「苦手な怖さだけど面白い」なので積極的にはおすすめしませんが、『死霊館』シリーズはもはや全然ホラーではないだろってくらい普通にいい映画だったので最新作含め猛烈におすすめしたいです。
『死霊館』『インシディアス』両シリーズの牽引者ジェームズ・ワン監督の最新作『マリグナント 狂暴な悪夢』もまためちゃくちゃ楽しい映画で、ジェームズ・ワン監督がDCユニバースに参入した『アクアマン(2018)』を思わせる「全部盛り」がもう、素晴らしかった! シリーズものではないので気軽にご覧いただきたいです。
これまでホラーは決して得意とは言えなかったのですが、ここにきてまさかの「目覚めた」感。だって考えてみればエンタテインメント精神の極みなんですもん、ってことで引き続き注視していきたい所存です。
新作では、珍しくMCU作品がわたしに格別刺さってきた『エターナルズ』。こちらたいへん思い出深い一本となりました。この頃ずどんとメンタル落ちてまして、そんな時に半ば惰性で観たMCU26作目。思いがけなく、すごく救われたんです。賛否両論モヤモヤ等飛び交う作品ですがわたし的には全肯定するほかない、好きしかない映画でした。ありがとうエターナルズ。ありがとうクロエ・ジャオ。
あとまだ感想を書けていない作品では、シネマ・チュプキ・タバタで鑑賞した日本語字幕&音声ガイド付きの『ベイビーわるきゅーれ』。じつはチュプキのラインナップ検討段階でプッシュさせてもらっていた作品でもあったので、無事上映が決まって、字幕で台詞の明瞭度がぐんと上がって、音声ガイドもリクエスト通りの檀鼓太郎さんで仕上がって、やったね!という感じでした。
檀鼓太郎さんの音声ガイドは型にはまらないエンタメ重視のナレーションが画期的で最高なのですが、今作はその一つの到達点だったと思います。プロレス音声ガイドのスキルが投入されたバトル実況と、ちょっとコミカルな通常ガイド。使い分けが絶妙で、いやもう本当にこれは、監督も舞台挨拶に来られていましたし、ソフトに入ってくれるんじゃないでしょうか。入れてほしいなあ。映画の楽しさ倍増になること間違いなしなので多くの方に体験していただきたいです。
※プロレス音声ガイドについては「アトロク」の特集もあります。
それからええと、『イカゲーム』に続いて大ヒットしているらしいNetflix製作の韓国ドラマ『地獄が呼んでいる』。こちら6話しかないのでサクッと観てしまいました。書けたら別途書きたいですが(追記:書きました)、感想としてはそうですね、「面白かったけど6話は短い」ですかね。もっと観たい!ってよりは、展開が早すぎて勿体無い、っていう感覚です。
そんなわけで思いのほかいろいろ摂取していた11月でした。あっという間に12月。また新しく何かにハマるんでしょうか。先月の時点でホラー漬けになるなんて思ってもいなかったですし。