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主に映画の感想文を書いています

【10/15〜18オンライン開催】京都国際映画祭2020の大林宣彦監督特集がすごい

10月15日〜18日の日程でオンライン開催される『京都国際映画祭2020』にて、大林宣彦監督の特集が組まれます。題して『大林宣彦の玉手箱─ワンダーランドな空想映画館─』。かなりレアな作品が多数上映(配信)されるようですので、ご興味ある方向けにあらかじめお知らせしておこうと思いました。

以下、特にピックアップしておきたい作品です。無料のものと有料のものがありますが、有料でも300〜400円と大変リーズナブルな価格設定になっております。うれしい。

海外特派員 ある映像作家の場合(推定1968)

今回新たに発見された、商業映画デビュー前の未公開作品とのこと。なんと無料で視聴できます。

四月の魚 Poisson D'avril(1986)

高橋幸宏さん主演の長編映画(109分)。現在おそらくVHSしか存在せず、非常にレアな一本です。必見!(わたしもすごく観たかった!)

マヌケ先生(1998)

『海辺の映画館─キネマの玉手箱』でもその映像が使われている作品(89分)。こちらもDVD購入以外の視聴方法がなかったため嬉しい一本です。

映画の根「この空の花─長岡花火物語」全記録 或る都市の「志」の物語

『この空の花』の初回限定盤に収録されていた、とんでもなく長尺のメイキング作品だと思われます(だとすると6時間とかそういうやつ)。初回盤は入手が困難なため、どうにか時間を作ってこの機会に観なければ……。

野のなななのか」京都国際映画祭2020メイキング特別版

これは初出しの模様。「今回を見逃すと次の上映予定はないため必見!!」とのことで、どうにか時間を……作ろう……。

スペシャル企画 常盤貴子×大林恭子×大林千茱萸 鼎談

映画祭企画の豪華対談映像。無料です。

大林宣彦「テレビコマーシャル」傑作選

メーカーさんのご好意によりCM作家時代の代表作を見せてもらえるらしい企画。無料です。

そのほか、大林監督が手がけたミュージックビデオ等のレア映像、『いつか見たドラキュラ』から晩年までの映画作品いくつか(いずれもレア度は低め。ノンフィクションWのドキュメンタリーも各種配信サービスで観れます)が配信されるようです。レアな順に、なるべく観尽くす意気込みでおります。感想はまたあらためて!