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主に映画の感想文を書いています

韓国ドラマ「梨泰院クラス」1〜8話まで観た雑感(ネタバレ控えめ)

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Netflixで配信されている韓国ドラマ『梨泰院クラス』を観ています(梨泰院とは韓国の地名で、イテウォンと読む)。『愛の不時着』と並ぶ人気韓国ドラマかなぐらいのイメージで一応知ってはいましたが、先日観た韓国映画The Witch/魔女(2018)』の主演女優キム・ダミさんが出ているという理由でうっかり手を出してしまったところ見事にハマりました。これだから、これだから韓国ドラマは。

1話70分弱の長尺かつ16話もあって結構長い、んですが週末に観始めたためあっという間に折り返し地点の8話です。一旦何かしら書いておこうと思います。ネタバレは極力控えますので、気になってるんだよね〜〜っていう方にもたぶん問題なくお読みいただけます。

このドラマ、折り返し地点での認識でざっくり言うと「復讐」の物語。いろいろあって業界トップの財閥一家に私怨を抱く主人公が、おそらくは15ヶ年計画くらいのじわりじわりなペースで復讐をはかるお話です。それにプラスして、ザ・王道な三角関係ラブロマンスでもあります、今のところは。

パク・ソジュン演じる主人公セロイは、近しい者たちから「目標を立てたら遅くても着実に前進する」と評される信念と根性の男です。第一印象はイガグリ頭の無骨な青年。とある事情から前科者となって一見無力に思える彼が、しかし着実に目標へ歩みを続けていたことが判明してくる様は強いカタルシスを生みます。イガグリ頭がめちゃくちゃ格好良く思えてきます。理想の人間と言っていい。

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これはかっこいいほうのイガグリ

そんなセロイの初恋相手として登場するのが、クォン・ナラさん演じるスア。ぶっちゃけわたしもこのスアに恋してしまいまして、第1話で出てきた瞬間から「はい好きー。はい観まーす。」って感じでした。初登場時は制服姿にボブヘアーの女子高生だった彼女が、年月を経て都会的なキャリアウーマンへと変わっていくのはひとつの見どころです。ちなみにスアは初っ端から「好きになったらダメよ」とか言ってくる罪な女ですが知ったことではありません。ゴミを見るような目つきまで含めて好きです。

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はい好き

そしてもうひとり、こちらが『The Witch/魔女』のキム・ダミさん演じるイソ(このドラマ、とにかく名前が覚えられないんだな……)。彼女はソシオパスのSNSインフルエンサーで、確かに間違いなく『The Witch/魔女』の役柄を意識したキャスティングです。でもすごいのが、まるで別人なこと。髪型が特徴的というのもあるけれど、それ以前に憑依タイプの役者さんなんでしょうね。王道美人タイプのスアとは対照的なクセのある顔立ちですが、甲乙付け難い魅力を放つキャラクターです。このふたりがセロイのために火花を飛ばし合います。羨ましい。

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人を見下すのはむしろ彼女の専売特許

さらには強大な敵として登場する財閥会長(カジュアルに土下座など要求しつつも、一度も怒号を放つことのない冷淡で底知れぬヴィラン)、事の発端たる人物でありながら過去を葬り去った気でいる雑魚な御曹司(視聴者のサンドバッグ)、セロイが経営する居酒屋の仲間たち等々、敵から味方まで魅力的に描かれています。長尺多話は伊達じゃありません。

折り返し地点の8話、セロイの復讐計画は一難去ってまた一難という感じですが、勧善懲悪が期待できるタイプの物語だと思うのでなにとぞ期待を裏切らないでほしいです。あと、三角関係のほうも仲良くやってほしい。じつはスアは敵サイドの人間、イソはセロイ側のマネージャー、波風立てないわけにはいかないけれど、でもうまくやってほしい。みんな幸せになろうぜ、頼むよ。

また観終わった頃に、書きます。


追記:観終わった頃に、書きました。