7月の鑑賞映画を振り返ります。6月分はこちら。
- 新作
- 旧作
- タクシー運転手 約束は海を越えて(2017)
- 1987、ある闘いの真実(2017)
- 瞳の中の訪問者(1977)
- 北京的西瓜(1989)
- 三毛猫ホームズの黄昏ホテル(1998)
- 風の歌が聴きたい(1998)
- 22才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語(2007)
- さくら隊散る(1988)
- 第七の封印(1957)
- 野いちご(1957)
- 新感染 ファイナル・エクスプレス(2016)
- ソウル・ステーション/パンデミック(2016)
- 太平洋の翼(1963)
- 太平洋奇跡の作戦 キスカ(1965)
- 連合艦隊(1981)
- ハンターキラー 潜航せよ(2018)
- 潜水艦イ-57降伏せず(1959)
- 秋刀魚の味(1962)
全22本(日本映画12本、韓国映画5本、洋画5本)。今月はなかなか濃ゆいラインナップになりました。
新作では韓国映画『はちどり』も良かったのですが、なにより大林宣彦監督の遺作、いやわたしとしては「永遠の最新作」と呼んでおります『海辺の映画館─キネマの玉手箱』が無事公開日を迎えたこと、これが2020年7月最大のトピックです。
感想記事は現状2本アップしています。リストからリンクしたほうは初見時の「感想未満の何か」、こちらは2回目の鑑賞を終えてから書き散らかした野暮な感想文です。
多分これまでの人生でこんなにも一人の監督に心酔したことはないんじゃないかという感じで、とにかくここ数ヶ月のわたしの生活は大林宣彦中心に回っていたため、公開日を迎えてしまった今、燃え尽き感、喪失感に襲われてもいます。永遠の最新作なのだからいつまでも楽しめばいいんですけどね。祭りのあとのようで寂しいんですよね。
そのほか、韓国映画が共通して持つ社会的な面にとても刺激されたり、配信されていない大林作品をDVDで観たり、前々から観たかった名作を観る機会ができたり、日本の戦争映画に興味を引かれたりと、様々に幅を広げることができた月だったと思います。8月も何かにのめり込めるといいんですが、いかんせん燃えかすのようになってしまって……。
まあ、きっとすぐ何か見つけるでしょう(笑)