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主に映画の感想文を書いています

2020年5月に観た映画を振り返る

5月の鑑賞映画を振り返ります。4月分はこちら

全17本(洋画5本、日本映画12本)、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言により映画館が営業を休止しているため劇場鑑賞はありません。

さて5月はちょっと異様です。圧倒的日本映画率、そしてその12本が全て大林宣彦監督の作品である、というところでまあつまり、どハマりしてしまったと。こんなに観たんですねえ。

大林作品は甲乙つけがたいですが、特に印象深く残っているのは1983年の『廃市』、近年の作品だと2014年の野のなななのか。どちらも「止まった時計」が象徴的に登場する物語でした。熱烈雑感&キャラ語り、お読みいただけたら嬉しいです。この映画でキャラ語りした記事は多分ネット上にないと思うのです(笑)


数少ない洋画のなかでは、わけあってずっと観る勇気が出ずにいた英国王のスピーチ。わけ=吃音に悩まされた経験からの共感も含めた記事を書きました。

この本も最近読み終わりました。劇中に登場する言語療法士ローグのお孫さんが書かれた本ですが、原作ではなくて、むしろ自分の祖父が「映画化」されたことからこの件に興味を持ち、書籍化できるまでに調べ上げた、というちょっと変わった発行経緯の一冊です。映画同様、ひとつの尊いバディものとして読むことも可。

再鑑賞のため上記リストからは外していますが、依然猛プッシュ中な『マザーレス・ブルックリン』の映像ソフトリリースに際し、詳しい記事を書きました。


先月コンプリートしたポン・ジュノ作品の一挙紹介記事なども書きました。『パラサイト』の映像ソフトと同発でポン・ジュノ傑作選なんてのが出るみたいですね〜。

ポン・ジュノ傑作選 Blu-ray BOX

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  • 発売日: 2020/07/22
  • メディア: Blu-ray


6月に入り、営業再開の映画館が増えてきました。延期されていた新作も順次公開されていくようですが、気持ち的にはもう少しステイホームしていたいかなというのが正直なところ。そして願わくば、大林監督の遺作『海辺の映画館─キネマの玉手箱』を皮切りとしたいのであります。まだかな、公開日再設定まだかな……。