5月の鑑賞映画を振り返ります。4月分はこちら。
- 新作
- なし
- 旧作
- 英国王のスピーチ(2010)
- ねらわれた学園(1981)
- 天国にいちばん近い島(1984)
- 異人たちとの夏(1988)
- マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011)
- 廃市(1983)
- 青春デンデケデケデケ(1992)
- SADA〜戯作・阿部定の生涯(1998)
- ブリッジ・オブ・スパイ(2015)
- トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015)
- ヘイル、シーザー!(2016)
- 転校生-さよなら あなた-(2007)
- 女ざかり(1994)
- この空の花 長岡花火物語(2012)
- 姉妹坂(1985)
- 野のなななのか(2014)
- 花筐/HANAGATAMI(2017)
全17本(洋画5本、日本映画12本)、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言により映画館が営業を休止しているため劇場鑑賞はありません。
さて5月はちょっと異様です。圧倒的日本映画率、そしてその12本が全て大林宣彦監督の作品である、というところでまあつまり、どハマりしてしまったと。こんなに観たんですねえ。
大林作品は甲乙つけがたいですが、特に印象深く残っているのは1983年の『廃市』、近年の作品だと2014年の『野のなななのか』。どちらも「止まった時計」が象徴的に登場する物語でした。熱烈雑感&キャラ語り、お読みいただけたら嬉しいです。この映画でキャラ語りした記事は多分ネット上にないと思うのです(笑)
数少ない洋画のなかでは、わけあってずっと観る勇気が出ずにいた『英国王のスピーチ』。わけ=吃音に悩まされた経験からの共感も含めた記事を書きました。
- 作者:マーク・ローグ,ピーター・コンラディ
- 発売日: 2012/06/27
- メディア: 単行本
再鑑賞のため上記リストからは外していますが、依然猛プッシュ中な『マザーレス・ブルックリン』の映像ソフトリリースに際し、詳しい記事を書きました。
先月コンプリートしたポン・ジュノ作品の一挙紹介記事なども書きました。『パラサイト』の映像ソフトと同発でポン・ジュノ傑作選なんてのが出るみたいですね〜。
- 発売日: 2020/07/22
- メディア: Blu-ray
6月に入り、営業再開の映画館が増えてきました。延期されていた新作も順次公開されていくようですが、気持ち的にはもう少しステイホームしていたいかなというのが正直なところ。そして願わくば、大林監督の遺作『海辺の映画館─キネマの玉手箱』を皮切りとしたいのであります。まだかな、公開日再設定まだかな……。