【激推し】三池崇史監督作品「初恋(2020)」雑感
早くも3月の新作ベスト確定では?!という作品に出会えました。三池崇史監督作品『初恋』。これはめちゃくちゃ面白い!! ヒットしてほしい!! とんでもないタイトル詐欺であるということだけは最初に書いておきます。
出演は窪田正孝、新人の小西桜子、染谷将太、大森南朋、ベッキー、内野聖陽、塩見省三、ほか! 上の画像は好きなキャラクターを集めてみました。
あらすじ
を書くモチベーションがない(そんなのどうでもよく面白いので)ため、公式サイトのあらすじをご参照ください。
(常にそうすればよいのでは)
雑感を書くモチベーションもない(面白すぎて)
というわけでわたしのツイートをご参照ください。
三池崇史監督「初恋」観た! 超ーーーーーー面白い!!! 巻き込まれ型バイオレンス極道コメディに初恋の甘酸っぱさを添えて…ひたすら人を殺しまくる染谷将太とゾンビ化するベッキー、リミッター解除しつつ終始いい人を保つボクサー窪田正孝etc...良さみが過ぎる…。これはヒットして! して! pic.twitter.com/f7wLRrgMrA
— 353 (@threefivethree) March 7, 2020
ユニディへ行こう!!!
— 353 (@threefivethree) March 7, 2020
次から次へと濃いキャラが出てきて嬉しい悲鳴なんだけど、やっぱこの二人だな。めっちゃ可愛いキャラなのに全く可愛くないことをしまくる染谷将太と、底辺を知って説得力ありまくりのカムバックベッキー。最高すぎるぜ。 pic.twitter.com/7MLUiKTl9v
— 353 (@threefivethree) March 7, 2020
こんなところで言いたいことは言えたかな(過去最高の手抜き)。
いやほんとにね、あまりに面白い映画を観てしまったときの「これ1ミリも言語化できる気がしねえよ」っていう絶望感ですよ。そんな時はセルフツイートまとめに限りますね。『巻き込まれ型バイオレンス極道コメディに初恋の甘酸っぱさを添えて』もうこの一文でいいってことですね。
ツイートの言い直しになりますが、次から次へと登場するクセの強いキャラクターたち、一体どう転んでいくのか全く見えないストーリー、センスの良すぎるシニカルな笑い、のっけから首が転がってくることによる「振り切り御免」な感じOK了解、その他諸々ほんっとに面白い映画でした…。これがヒットしなくて何がヒットするってんだ! 日々の鬱憤を吹き飛ばすようなタイトル詐欺コメディ、ぜひ劇場でご覧くださいませ! 終わり! 箇条書きに続く!
(2020年37本目/劇場鑑賞)
- 発売日: 2020/02/11
- メディア: Blu-ray
ネタバレ雑感箇条書き
いきなりディジュリドゥのクセが強い。
幻覚×沖縄の破壊力がやばい。尺の長さに殺される。「電車のロングシート/2人で1つのイヤホンを付ける」っていう絵面と「実際起こっていること(起こってないけど)」のミスマッチが天才的。あれをキービジュアルにされると笑えて仕方ない。観る前と後では全く印象の変わるシーン。
「俺も見たいな〜」って窪田正孝可愛すぎか。
でも本作何より可愛いのは染谷将太。ポーカーフェイスを貫きつつ次々とマッドなことをしていく様が、なぜか愛らしい。「今日何人目だよ…(グシャ)」。「こういうのって普通一人暮らしじゃねえの?!?!」。
ベッキーも本当に最高。よくぞ帰ってきた。怪我の功名みたいなキャラクターの爆誕である。「勝手に死んでんじゃねェーーーよ!!!!!!」。その前のおびき寄せ方もすごいよね(笑)
スマホって便利。
一人焼肉がしたくなる。
27歳の看護師さんめっちゃいい(°C-uteの人らしい)。
小西桜子さんは前田のあっちゃんと雰囲気がよく似ている。
そこまでの畳み掛けが半端ないだけに、終盤でややテンポ悪くなるのが気になるっちゃ気になった(序盤の雰囲気に戻していってるのだと思うが。一夜の出来事をシンメトリックな構造で見せていくのは『1917』と奇しくも通じる)。
通じるといえば、アニメになるところは『37セカンズ』を連想。ただ37セカンズと違ってあまりに唐突でちょっと我に帰っちゃったけど。どちらも意外性と振り切りの良さが共通している今年の超名作たち。
「めっちゃ綺麗なブルース・ブラザース」みたいな橋のシーン好き。
内野聖陽ってはいはい、『何食べ』のケンジね。どこ出てたっけ?………ええええ??????
待って…内野聖陽って何食べでしか認識してなかったから今回まったく認識できなかったぞ…マジか…俳優… pic.twitter.com/HVni4IH8ho
— 353 (@threefivethree) March 7, 2020仁義に憧れるチャイニーズ・マフィアのお姉ちゃんがディーン・フジオカの妹だと知って驚いている。言われて納得の顔立ちではある。仲間由紀恵っぽいなと思っていた。
エンドロールのユニディで思わず顔が緩む。ユニディには何でもある。この映画もまた、何でもあり。お後がよろしいようで。