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「マリッジ・ストーリー(2019)」雑感

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。さて、新年早々ですが離婚の映画です。

あらすじ

舞台演出家と女優、表現者同士の夫婦がすれ違いから離婚の準備をしていた。円満にことを進めるつもりだったが、いつしか状況は泥沼化。望んでもいない醜悪な展開となってしまう。

雑感

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このキービジュアルを見て「ニューヨーク映画じゃん!」とブチ上がったものの、蓋を開けてみると「NYかLAか映画」でした。

というわけで、新年一発目はおうちでNetflix映画。本当に増えてきましたね。劇場公開映画との区別もしなくなっている自分がいて、思った以上に早く馴染めてしまいました。2020年はさらに増えるのでしょう。

主演をつとめるのはアダム・ドライバースカーレット・ヨハンソン。カイロ・レンとブラック・ウィドウ、スター・ウォーズMCU。宇宙規模で闘ってきたふたりが一転、家庭規模で空しい闘いをすることになる作品です。

配信開始が年末だったにも関わらず2019年ベストムービーに選ぶ人も多く、かなり評価の高い一本という先入観で観ることになった本作。とはいえ結婚生活とその終焉の物語なので、未婚のわたしにはそこまで響いてこないのではと思い、実際しばらくは「やはり」と客観的に観ていたのですが、最終的にはボロ泣きしてました。あ〜〜〜よかった。いい映画だった。ティッシュ片手にうつむきながら最上段にトロフィー置く人の気持ちもわかる。

離婚の話ではあるものの普遍的に感情とか気持ちの話でもあるので、何かしら愛憎注ぎ込んできた対象があれば誰にでも響く映画だと思います。リチャード・リンクレイター監督の『ビフォア』シリーズ、特に三作目『ビフォア・ミッドナイト(2013)』を連想しました(本作が響いた方、おすすめです)。

好きなシーンは、離婚調停中のヒリッとした空気のなか夫のランチを選んであげる妻、のところ。あんなに全てを物語るシーンってないし、あそこを境に目が離せなくなりました。アダム・ドライバーが「歌う」シーンも、もし映画館で観ていたら硬直してしまっていたと思う。映画館で観たかったな。でも泣いてるとこ人に見られたくないから家でよかったかな。

後味は案外とてもいいので、気持ちを新たに2020年よっしゃ行ったるでと思いたい方におすすめです。『スカイウォーカーの夜明け』でアダム・ドライバーめっちゃいいやんと思った方にもおすすめです。

(2020年1本目/Netflix