先日、海外ドラマ「ストレンジャー・シングス」についての記事で「E.T.」的要素が強いと言われるが昔観たきりでよく覚えてないなんてことを書きまして、そういうの良くないと思う真面目なオタクなので「E.T.」観ました。昔観たきりっていうか多分観たことないわこれ、っていう事実が判明しました(笑)
「E.T.」的要素が強いと言われる「ストレンジャー・シングス」の沼ナビ記事はこちら
話の流れ上、ストレンジャーシングスのネタバレも含みます。
悔やまれる 午前十時で 逃したの
心の一句。これ先日「午前十時の映画祭」にかかってたんですけども、都合がつかなくて「ジョーズ」のほうを取っちゃったんですね。ジョーズもめちゃくちゃ良かったのでそこに悔やみはありませんが、どうにかして観に行くべきだったな〜と、家で観た後に思ってます。
というのも、家で観た感想は「まあこんなもんか」だったんですよね。午前十時のアカウントがリツイートしまくる感想ツイートを見ていると心揺さぶられてる人続出で、簡単な話、映画館で観ていたら一定水準以上感動したはず。自宅鑑賞ではわからない音響効果の力なども「未知との遭遇」で経験済みですし、あの後に作られたスピルバーグ作品ならなおのこと、揺さぶられないはずがないんでございますよ。
よって、感想としては「まあこんなもんか」だったとはいえ、そんなもん止まりだったのは自分と視聴環境のせいということで。「一緒に大きくなろう」とか、映画館で観てたら嗚咽だったって絶対。ちょっと惜しいことをしたかな。
そういえばカエルのシーンがなかなかエグくて、ジョーズの黒板キィィを連想しました。スピルバーグさんああいうところあるんだよな。
ストレンジャー・シングスの「E.T.」要素
で、こっちをメインにします(笑) 「ストレンジャー・シングス」の、主にシーズン1ですかね。「E.T.」要素が強いと言われているようです。ざっと挙げると-
- 80年代アメリカ、閑静な住宅街の比較的裕福そうな家庭
- 片親家庭要素
- お兄ちゃんは車、弟は自転車(BMX)
- 子供たちが「ダンジョンズ&ドラゴンズ」的ゲームで遊んでいる
- 懐中電灯がよく出てくる
- 離れの納屋で何かが起きる
- 未知と遭遇して子供部屋でこっそり匿う
- それは不思議な力を持っている
- 帰りたいor帰りたくない特定の場所がある
- 学校をずる休みする
- 子供(きょうだい)たちには共有される
- のちに家族ぐるみでの共有案件になる
- クローゼットに隠される
- テレビで勉強する
- ブロンドのウィッグを被せられる
- スターウォーズのおもちゃがある
- ハロウィンのシーンがある
- 謎の組織に目をつけられ、追われ、踏み込まれる
とか、でしょうか。あー、確かに!これは確かに!って感じでした。特に「ブロンドのウィッグを被せられる」、ここまで同じなのか!と(笑) ストレンジャーシングスs1の非常に印象的なシーンですが、こういうオマージュだったんだと感動すらしました。
スターウォーズのおもちゃは、ストレンジャーシングスでは大きなミレニアム・ファルコンを浮かせるシーンがあって、こちらには棚に大きなタイ・ファイターが入ってて、ランド・カルリジアンとボバ・フェットとかのフィギュアで遊んでみたりとか(チョイスが地味)、そんなのがありましたね。
ちなみにストレンジャーシングスs3ではR2-D2のおもちゃが「未知との遭遇」の序盤っぽく勝手に動き出したり、かたや「未知との遭遇」にはR2-D2のシルエットが一瞬出てきたりとか、繋がりの繋がり的なものがいくらでもあります。楽しい。スピルバーグだと「レディ・プレイヤー1」のラストシーンにも実物大くらいのR2-D2がいましたっけ。
あと、ハロウィンのシーン。これはストレンジャーシングスだとs2だったかな。ゴーストバスターズの仮装をママたちがポラロイドで撮る、っていうシーンがありましたけど、まさに同じシーンがありますね。仮装は逆にゴーストでしたが。ていうかあの有名な飛ぶシーンでE.T.が頭に巻いてるのってハロウィンの衣装だったんだ、っていう。
そんな感じで、なるほどなー!がいっぱいでした。「E.T.」観たことないな〜、覚えてないな〜っていう方はそういう面でも楽しめますのでぜひ。「ストレンジャー・シングス」を未見の方は、沼ナビ記事で散々書いてますが特にシーズン1は他にも「未知との遭遇」オマージュが山盛りだったりと、そのへんの映画が好きな方にはかなり楽しい作品になってますのでぜひ。
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