「ゲーム・オブ・スローンズ」最終シーズン(シーズン8)エピソード1の感想記事です。ネタバレを大いに含みますので未見の方はご注意ください。
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というわけで! 最終シーズンついに始まりました! 日曜の夜も月曜もそわそわしちゃって大変でした。
せっかくなので、箇条書きレベルの雑感を毎週書いていけたらと思います。エピソード1は計2回(スターチャンネルEXにて、当日22:00〜の再放送、および後日配信のオンデマンド版)鑑賞済みです。解釈違い等あったらごめんなさい、と予防線張り。
まずは……
OPが変わった!
ここまで意地でもマイナーチェンジのみにとどまっていたOP映像が完全リニューアルされました!ひょー!
砂嵐HBOロゴから心拍数高めに待ち構えてたところでの新OP! 本当にうっひょうと声が出ました。ここにきて変えるかー!
広域にわたっていた従来のマップとは違いウィンターフェルとキングズランディングが中心となっていて、抽象的だったマップ上の建物たちもだいぶ精巧なつくりに。
次回以降、どう変化していくのか楽しみです。結構変わりそうな気がしています。
1-1を思わせる初回
ジョンがデナーリスと大軍を引き連れてウィンターフェルへ帰ってくるところから始まって、意図的にs1ep1と重ねている感じの初回でした。入城時、ジョンに声をかけようとしてやっぱやめるアリアがなんか良かったなあ。
念願の再会、火花バチバチの再会、とにかく再会づくしですが、並行して各キャラの近状を見ている視聴者的(っていうかわたし的)にはお互いどれくらい会ってないのかいまいち把握しきれていないところがあってそこまで感慨深いものでもありません。最後のアレを除いては(笑)
1-1といえばいきなり「青い目」のホラー要素から始まるのが意外であり印象的なところ。今回も不意打ちのホラー要素で早速のR.I.P.です。アンバー公、早すぎるぜ…。
この部分は暗かったのもあって初見時はよくわかっていませんでしたが、まず場所はアンバー家のラストハース城なんですね。OPで「壊された壁」に次いで登場します。ウィンターフェルよりも更に北、壁側にある城です。
ちなみに序盤のシーンでサンサがアンバー公に「すぐラストハースへ戻りなさい」と指示してます。なんてこったい。
壁の崩落からどうにか生き延びて南下してきていると思われるトアマンドたちは廃墟化したラストハースをホラーゲームよろしく散策してるわけですが、雪の上に血の跡がいくつも、そして死体はないという、理解すると背筋の凍るシーンなのでございました。
サーセイとゾウさん
ユーロンの連れてきた黄金兵団にゾウがいないというのを知ってえらくしょげちゃうサーセイ。Twitterに溢れる雑コラ。
1回だけならまだしもユーロンのゾウさんを賞味したあとにもまた言ってるのでややギャグに傾きすぎではと思わなくもありませんが。あと、サーセイのお腹の子について「ん?」と疑問が出てくるシーンでもありました。
シオン最高にイケてたよ
作画よかったよ。応援してるよシオン。生きて、シオン。
そういえばシオンは弓の名手だったんだ、と思い出しました。
サムの意外な感情
世間話からうっかりターリー家の話題に入ってしまったおデナ様。お兄さんはともかく父親に対してサムからあの感情が出るとはちょっと意外でした。せいせいしたかと思ってしまった。
温厚なサムを敵に回したら大変です。「あいたたた…」と天を仰ぐジョラーの顔が切ない。どうなるおデナ様。と、ジョン。そう、あの二人。
あの二人ちょっとマジさあ、
全世界がヴァリス顔だったのではないかと思われる今回のジョナーリス大暴落。さあ、どうなりますことか。
それにしてもあっさりジョンはドラゴンに乗り、あっさりサムは出生の真相を明かしました。あまり動きがないようでいてじつはかなり動いているエピソード1。きわめつけは、引きのこちらでございますね。
ひょー。
思い返すと、1-1もこの二人で終わったわけですからね。完っ全に意図的な1-1オマージュですね。
最終シーズンは全6エピソード、つまりあと5回しかないんですけども。今回ほぼずっとウィンターフェルにいて、閉鎖的でもどかしくて、おまけにターガリエンカップルはあんな調子で、あと5回、大丈夫なのか、畳めるのか。東京オリンピックよりも心配になってきているところです。また来週!
「ゲーム・オブ・スローンズ」最終章は、Prime Videoの課金コンテンツ「スターチャンネルEX」にて全世界同時の最速視聴ができます。
※今回なんかどうも字幕の翻訳に違和感が…と思ったら、全世界同時放送版の字幕らしいです。全員「お前」呼びのツンツンさは面白くもあったけど、でもこれまでの訳のほうが好きだな…。少なくともソフト化までには、よろしくお願いします!