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主に映画のあらすじと(まとまりのない)感想文

トラッシュ! -この街が輝く日まで-(2014)

ゴミ廃棄場に住み、満タンの収集車が来るたびに嬉々として新たなお宝を漁る、そんな生活をしている少年たち。ある日拾った財布がじつはとてもヤバいブツだったがために、少年たちは警察を敵に回して逃走劇を繰り広げることとなる。そんなお話。

ルーニー・マーラが出てるってだけでさほど期待しないで観たんですが、めちゃくちゃ面白かった。タイトルからは想像つかないような、息つく暇のない、隙もない、ダレない、見事な映画です。

ゴミの山が美しい

ゴミの山やスラム街といった「汚い場所」がたくさん出てきて、主人公の少年たちも「臭い」はず。絵面的にはそんな作品なのだけど、ちっとも汚く見えない。むしろ美しい。あんなに美しく描かれたゴミの山が見れる映画、なかなかないのでは。水に浮かぶペットボトルのゴミすら美しい。

聖書の暗号

あるあるな「聖書の暗号」展開。同じくルーニー・マーラの「ドラゴン・タトゥーの女」も聖書の暗号が出てくる話でしたね。簡単だけどすごいわくわくさせられてしまう、大変コスパのよいベタ展開だと思います。ボランティア役のルーニー・マーラが序盤で英単語を教えていたのがここで役立つ、なんてプチ伏線もまたよい。

あと、終盤の「あの子たちはどこへ?」「出エジプト記」みたいな会話も、コスパのよいニヤリを提供してくれます。

少年たちの冒険ものとしても完璧

トムソーヤさながら夜の墓場荒らし、突然現れる謎の少女(紅一点ならぬ白一点)、ホームアローン的反撃、ラストシーンの爽快感。比較的ダークな内容の作品でありながらも、わくわくさせられる要素、スカッとさせられる要素がふんだんに用意されておりとにかく楽しい! 完璧!

いろいろ書きましたけどつまるところ、とても面白いです。おすすめ。

(2018年33本目)