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主に映画のあらすじと(まとまりのない)感想文

現金に手を出すな(1954)

現金に手を出すな Blu-ray

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現金と書いて「げんなま」と読む。イカす邦題。

Wikipediaによると「『フレンチ・フィルム・ノワール』とも言われるフランス製ギャング映画の古典的名作」だそうです。そのへんまったく明るくないのでアレですが、観たきっかけとしては細野晴臣氏が何度も推していたから、になります(「映画を聴きましょう」、影響力大!)。

物語は、引退を考えている枯れギャングたちの枯れたお話。相棒のギャングを自分ちに泊めてパジャマと歯磨きセット貸してあげるギャング、なんて描写が見れるギャング映画なかなかないと思うんですけどどうでしょう。枯れ専の人にはたまらんと思う。

枯れつつも、突然のビンタ連発(予備動作なく機敏に繰り返されるビンタ、まじこわい)やら、必要最小限の機関銃使いやら、シビれるシーンも多数。特にその、「必要最小限の機関銃使い」はかなりかっけえっす。冷静に状況を判断して、冷静に殺して、去る。ああかっこいい。敵のギャングが死に際に手榴弾のピンを抜くも、間に合わずズダダダダとやられてしまい自らの手榴弾で吹っ飛ぶ最期とかも、よい。

「肴はこれで我慢しとけ」と、ラスクにパテ塗って食べるシーンも無駄にうまそげでおすすめです。「死刑台のエレベーター(1957)」などに出ているジャンヌ・モローが出てますが、駆け出しなのかまだオーラを感じません。

(2018年31本目)