ダンケルク ブルーレイ&DVDセット(3枚組) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2017/12/20
- メディア: Blu-ray
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映画館で観たらさぞや…
とりあえず最初の感想は「めっちゃIMAXやな!」でした。画面が、でけえ。これは劇場で観たらすごいのだろうな〜。音響もしかり(デジタルな効果音かと思いきや、よく聴くとチェロあたりの刻みだったりするハンス・ジマーの音効、さすがです)。ちなみに撮影監督はすっかりお馴染みホイテ・ヴァン・ホイテマさん。
地味な中にもノーラン節
びっくりするくらい台詞が少なく、びっくりするくらい男しか出てこない、結構に地味な作品だと思うんですが、「陸:1週間」「海:1日」「空:1時間」という3つの異なる時間軸を同じ106分の尺に引っ張ったり縮めたりして同時に見せるっていう「ノーランっぽい感じ」を序盤で提示してくれるので、ああ、ノーランっぽいやつと思っていいのね、という気分になれます。
「静」が印象的
終盤の目玉であろう「プロペラが止まるもグライダーのように滑空し続ける戦闘機」のシーンであるとか、なんの前触れも台詞もなく突如フレームインしてくる「入水自殺しようとしているであろう人」のシーンであるとか、きわめて「静」なシーンたちが特に印象に残ったなあと思いました。ちなみにあの戦闘機はスピットファイアといって、日本でいう零戦ポジションの、とてもファンの多いやつらしいです。