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主に映画のあらすじと(まとまりのない)感想文/期間限定でNY旅ブログ連載中

女神の見えざる手(2016)

映画『女神の見えざる手』|10月20日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー

よい評判とともにタイトルは耳にしていたものの、公開は終わっちゃったしソフト化もまだされてない?っぽいし、なんて思っていたらちょうど近場のミニシアターが上映してくれていたので行ってきました。すごかったー。観終わったら頭が痛かった…。

ジェシカ・チャスティン演じる主人公スローンは、アメリカにおける「公的な根回し屋」であるところの「ロビイスト」です。大手ロビイスト会社に務める最高にキレ者なスローンですが、銃規制法絡みの案件をきっかけに他社から引き抜かれ、以前の勤務先を敵に回して闘い始めることになります。

この映画とにかくジェシカ・チャスティンがすごくて、劇中のチームメンバーたちと同じく観客もこのスローンというロビイストに圧倒されてしまいます。確かにやり方は常識を逸しているけれど、常に「奥の手=見えざる手」を持っていて、この人は負けないんだ!という気持ちを抱かされてしまいます。

とはいえ、映画ですし次第に雲行きも怪しくなってくるわけです。見る側も「彼女の顔にも陰りが見えてきたし、さすがにここらで一回突き落とされて、心を入れ替えて、また立ち上がるのかな」なんていうベタベタな展開を想像します。

どっこい。

法廷ミステリーの名作「情婦(1957)」と同じく、この作品もネタバレが一気に楽しみを削ぐと思うので、予備知識なくウィザード級ロビイスト「ミス・スローン」の手中で踊らされるのがおすすめです。スローン目線で観ていたはずなのに、終わる頃には彼女の正面で唖然としている自分がいるかも。

(2018年28本目 劇場鑑賞)

アミューあつぎ映画.comシネマ

アミューあつぎ映画.comシネマ – 神奈川県厚木市のミニシアター

近場に名画座みたいなのあるかな?と調べていて見つけたのが、小田急本厚木駅にあるこのミニシアターでした。かけているのは比較的新しい作品がメインのようですが、公民館のような明るい雰囲気の施設は「ミニシアター」の勝手なイメージとはちょっと違い、ハードルが低くていいなと思いました。お近くの方はぜひ。