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主に映画のあらすじと(まとまりのない)感想文/期間限定でNY旅ブログ連載中

007 スカイフォール(2012)

ダニクレボンドの3作目。「カジノロワイヤル」〜「慰めの報酬」がちょっとした続き物だったのに対し、こちらは単独の作品。任務中の事故で事実上の引退をしていたボンドが、MI6とMに迫る危険を知って復帰してくる物語。序盤、なまった身体で本調子の出せないボンドがもどかしい。逆にそれがあるからこそ、中盤、直接Mの護衛につくあたりからの「これこれ!」感がたまらない。

そこからの巻き返し展開をさらに盛り上げる要素として、昔のボンドカーなんて出てきちゃうものだからあら大変(と言いつつ過去作は未見なのですが、未見でもあれはわかる!し、興奮する!)。「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」で洞窟の中からデロリアンを掘り出すシーンとか、「スターウォーズEp.7」で満を持して再登場するファルコン号とか、そういうの、いいよね……。

スコットランドの古屋敷と草原で繰り広げられる最終決戦もまたエンターテインメント性が高くて楽しい。いわゆる「ホームアローン」な戦法、好きです。そしてなかなか切ないラストに繋がっていくわけですが、そうか、今回のボンドガールはMだったんですね。

ニュービートルを踏み潰していくキャタピラー社の働く車だとか、軍艦島をモデルにしたらしい中盤の舞台とか、既視感の半端ない上海での煌びやかなシーンだったりとか、他にも見どころ沢山。新しい“M”になった次作は果たしてどんな感じなんでしょう。楽しみです。

(2018年21本目)