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主に映画のあらすじと(まとまりのない)感想文

おしゃれ泥棒(1966)

観てなかったヘプバーン作品シリーズその2。昨日わりと渋い感想を抱いてしまったティファニーの後で少々心配だったけれど、こちらは大満足! ヘプバーンはこうでなくっちゃ!てな感じの快作でした。

まずお話、ウィットに富んだコメディで好み。おしゃれスリラーな展開が存外わくわくさせてくれます。ニヤッとしちゃうセリフが多く、なかでも変装用に貧相な服を着させられたヘプバーンへの「これでジバンシィも休める」っていうメタ的なジョークが絶妙なバランス。当時の劇場でもウケただろうな〜。“泥棒”の滞在先がリッツなのも「昼下りの情事」を連想しておもろい(父娘モノという共通点もありますね)。

ヘプバーンはアイメイクの濃い時期だと思うのだけど、翌年公開「いつも2人で」「暗くなるまで待って」のようなトゲトゲしさはなく(「いつも2人で」のキツいビジュアルはちょっとショックだった)、これまた絶妙な塩梅。ほんの数分間しか登場しない黒いレースの(目隠しのついた)あの衣装が最高にお似合い。「座りなさいよ」とアゴで指示するとこでかぁ〜〜〜〜っくい〜〜〜〜〜っ!!!となる。

そうそう、音楽がインパクトあると思ったらなんとジョン・ウィリアムズだったんですね(ジョニー・ウィリアムズという名前でクレジットされている)。マンシーニに頼もうとしたけど多忙によりジョン・ウィリアムズを紹介したのだとか。

(2018年14本目)
ジバンシィが休めてない度:★★★★★)