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主に映画の感想文を書いています/NY旅ブログも連載中

ゴースト/ニューヨークの幻(1990)

ニューヨークから帰る飛行機の中で最初に観た映画。名残惜しかったんでしょうね。

タイトルと「ろくろ」のシーンは知ってるけどいまいち観る気にはならない系の映画で、旅行前の「ニューヨーク縛り」でも、リストには入っていたけれど後回しっていう。機内映画のラインナップになければ未見のままだったかもしれません。

ただのお涙映画ではない

有名な「ろくろ」のシーン、あれでしょ、死に別れた恋人の霊かなんかが後ろからそっと、涙、みたいなやつなんでしょ、と思ってたんですけど、まずそこからどっこい、あれ二人とも生きてた。なんだ、そうかい。超序盤だったんかい。

確かにそのすぐあと、男のほうは死ぬんですよ。ところがこの男、ただじゃ死なない。自分をハメて死に追いやった同僚へのリベンジ、そしてひとり残された恋人を危険から守るミッションなどなど、忙しく飛び回るわけです。

ただ、ゆーても霊なわけでして、まず見えない。彼女に迫る危険を知っているのに、教える術がない。そこで、インチキ霊媒師と手を組んで仲介屋になってもらったり、先輩幽霊から物体の動かし方を教わったりと、あの手この手で彼女を守ります。

なかなか「彼」の存在を信じてくれないホラン千秋似の彼女でしたが、最終的には「本当にあなたなのね」となり、男も思い残すことなく成仏していく、と、そういうお話です。

すっごいベタベタ〜〜な話なんですけど、エンターテインメントとしての工夫がとても凝らされていて、しっかりおもしろい、楽しい、笑える、泣ける、いい映画! もっと大味なものを想像していたので、いいほうへ裏切られて満足度が高かったです。食わず嫌いはもったいない、のいい霊でした。うそ、いい例でした。

(2018年235本目)

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