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主に映画のあらすじと(まとまりのない)感想文

アニー・ホール(1977)

ブルージャスミン(2013)」で初めて観たウディ・アレン監督の代表作。主演は監督自らと、「ゴッド・ファーザー」シリーズでケイ役を演じていたダイアン・キートンウディ・アレンダイアン・キートンは交際していたことがあり、その後にはこちらも先日観たばかりの「ローズマリーの赤ちゃん(1968)」でローズマリー役を演じたミア・ファローとも交際。この一ヶ月くらいに観た様々な映画と繋がる不思議な作品(笑)

概要

ウディ・アレン演じる陰湿系コメディアンが、かつての恋人アニー・ホールダイアン・キートンとのなんやかんやをメタ的に回想していくだけの変な映画。

元祖デップーちゃん?

さて、久しぶりの映画鑑賞です。軽い気持ちで観始めたら妙に斬新な作風で、最初しばらく戸惑ってしまいました。とにかくメタ! いわゆる「第四の壁」を破りまくってくる系。それ系で有名な「フェリスはある朝突然に(1986)」は本作から大きく影響を受けたものなのだそうです。ということは「デッドプール(2016)」もこの影響下にあるというわけですか。なんと偉大な。

実際の声と心の声が同時に字幕で出ていたり、なんの字幕だろうと思ったら心の声だったり、二画面のザッピングで台詞が進行していたり、そういったところもだいぶ斬新。実験的とも思える技法が次々と出てきますが、わりとちゃんとエンターテインメントとして成り立ってて普通におもしろいです。字幕の翻訳もいいニュアンスでした。

付かず離れず、不思議な関係の異性がいたりする人にとってはわかるわかるって感じなんじゃないでしょうか。結構好き。

(2018年219本目)