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あ、2018年10月現在、PART1〜3全てPrime会員特典で鑑賞できます。
あらすじ
コルレオーネ家はニューヨークに拠点をもつイタリア系マフィア。家長であるドン・コルレオーネ(マーロン・ブランド)が暗殺者の手にかかったことを引き金に、長年沈静化していたニューヨークのマフィアたちの抗争は再燃する。ドンの三男であり兄弟中唯一の堅気だったマイケル(アル・パチーノ)は、次々と襲い掛かる悲劇を食い止めるため立ち上がる。
2回目的な感想
黒澤明「悪い奴ほどよく眠る(1960)」からインスピレーションを受けたというオープニングの結婚式シーン。記憶がごっちゃになってましたが、こちらのケーキにメッセージ性はない模様。ここでドンがいろんな人の頼みを聞いているのは「娘の結婚式の日には頼みを断れない」というシチリア人のしきたりからだと知り、そういうことだったのか!と膝打ち。ただの悪いシーンかと思っていた…。
かなり早い段階でドンが撃たれて衝撃を受けるわたし。全然覚えてないじゃん(笑) 観てよかった。フルーツを紙袋で買うのって、なんか憧れませんか。マイケルがドン襲撃を知るラジオシティ・ミュージックホールのシーンで、直前に観ていた映画は「イングリッド・バーグマン」が「尼さん」らしい。なんだろう。「六番目の幸福(1968)」…だと時代が違うし尼さんではないか。調べたら「聖メリーの鐘(1945)」という作品でした。
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マイケル役のアル・パチーノ、わたし最初「卒業(1967)」あたりのダスティン・ホフマンかと思ってしまいました。Wikipediaによるとキャスティングの時点ではロバート・レッドフォードが有力だったそうで、いやいやそこもやっぱりダスティン・ホフマンでしょ!という「大統領の陰謀(1976)」的連想に。ちなみに本作の撮影は「大統領〜」も手がけたゴードン・ウィリス。過剰なまでの陰影を多用するカメラマンとして名高いようですが、特に葬儀場での、陰影で表現するドンの悲痛な表情がとても印象的でした。
終盤で洗礼を受ける乳児がソフィア・コッポラだったというのは驚き! マイケルがゴッドファーザーなのね…。この子がのちに「ロスト・イン・トランスレーション(2003)」とか撮るのね…。なんだか感慨深いわ…。
というわけで、すっかり新鮮に楽しめたのでこれで満を持してPART2にいけます!
(2018年216本目)
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