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あらすじ
実業家である夫の不正発覚で、セレブ生活から一転、一文無しになってしまったジャスミン(ケイト・ブランシェット)。住処すら失くしたジャスミンは、長年暮らしたニューヨークからサンフランシスコへ。腹違いの妹ジンジャー(サリー・ホーキンス)が子供たちと住む小さなアパートへ転がり込む。一文無しなはずのジャスミンだが、両手にはヴィトンのスーツケース、そして何故かファーストクラスに乗ってきたという。
よくあるやつ、ではない。
落ちぶれ元セレブのケイト・ブランシェットがただただイラつかせてくれまして。一切の感情移入をさせてくれない展開に、死んだ目で淡々と観ていたんですけども。気付いたらエンドロールに突入していてえーーーーーっ!!!でした。
わりとライトな感じで始まったもんで、てっきり「庶民の生活に馴染んで新しい自分をみつける」系だろうと思ってたのに、なかなか馴染もうとしないジャスミン。この映画2時間弱だったはずだけど、まだ全然心変わりしてないよ??大丈夫??尺足りる??えーーーーーっ!!!です(再)。なるほど、そういうやつじゃなかったんだ……。エグい……。
カラッとした空気が流れているのにその実とんでもなく救いのない映画。「私もうダメかも…」と思ったときに観ると「私まだマシかも…」に変わるかもしれません。
サリー・ホーキンスは「シェイプ・オブ・ウォーター(2017)」でしか観たことがなかったので、こういう役もいいなあと思いました。
(2018年210本目)
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2015/07/17
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