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主に映画のあらすじと(まとまりのない)感想文

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008)

ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [Blu-ray]

ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [Blu-ray]

ブラッド・ピットケイト・ブランシェット主演、デヴィッド・フィンチャー監督作品。「オーシャンズ8」の影響でケイト様が見たくて鑑賞。

あらすじ

病院のベッドに横たわる老女と、付き添う娘。鞄の中にある日記帳を読んで聞かせるよう、老女は娘に求める。その日記帳に書かれていたのはベンジャミンという男の生涯だった。年老いた状態で生まれ、年齢を重ねるごとに若返って死に向かう、逆回転する時計のような彼の人生を追っていく物語。

雑感

すごくおもしろかったです。そしてすごく不思議な映画でした。現実には有り得ない、きわめてファンタジーな設定なんですけど、真実味がすごいんです。相当ブッ飛んだ話なのに、なんでこんな神妙に観れてしまうんだろう??という不思議。3時間近い長尺でじっくりと描いていることによる、納得せざるを得ない説得力(得を3回も使ってしまった)。

ただただケイト様を見たい一心で観たのでブラッド・ピットが出てることを全く知らなくて、ベンジャミンの顔にブラピの面影が出てきたときは「えっ?!」と戸惑い、若返っていくにつれて「ブラピだーーー!!!」と興奮(笑) 化石を掘り当てたかのような感覚でした、が、この興奮を味わえる人はだいぶ少ないかも(キャスト情報を全然見せてくれないプライムビデオありがとう)。

「子供の背丈をした80歳の老人」がブラッド・ピットになっていく作品なので、視覚効果さんのお仕事がすごいです。この記事読んで、結構いろいろ驚きました。だいぶすごいことをやっているのに観てるときはそこまで視覚効果を意識させないのもまたすごいです。 普通に歳をとるケイト様の場合は逆に若い頃がめちゃくちゃ若い。最初「こんな若い頃の作品だったのかー」と思っちゃったんですけど、よくよく考えたらたった10年前なのであれは「若くするほうの視覚効果」なのでしょうね。ハリウッド本気のフォトショ、的な。地味にすごい。なおケイト様の初登場シーンは開始1時間半くらい経ってからになります。大河。

そう、ほんと大河なので、時代は変わっていくしいろんなことがあって、とても感想をまとめられないです。人生というものを考えさせられ、迷ったときに観たらいいだろうなと思える映画でした。「フォレスト・ガンプ(1994)」と同じ脚本家ということで時折比べられたりもするようですが、個人的には本作のほうが好きです。なんか好きです。フィンチャー監督こういうのも撮るんですね。

同じというところでは、音楽がすごく「シェイプ・オブ・ウォーター(2017)」っぽいなーというよりかなりの確率で同じ人じゃないかなーってくらい似てるなー、はい同じ人でした! アレクサンドル・デスプラさん。きっと誰もが聴いたら納得の浮遊感。

その他諸々書きたいことはありますが野暮になっちゃいそうなので割愛。こちらの記事がとても勉強になりました。 心に残る映画でした。おすすめです。

(2018年186本目)